「すもうたいかい。さんかぼしゅう。いちばんつよいよこづなにかてるものはいるかな? ゆうしょうしょうひん こめだわら1ぴょう」
こんなチラシを、かばのポポのところに、鳥がくわえてやってきました。
みんな待ってるよ、と言われてポポが丘の上にむかうと・・・
きつね、ぞう、うさぎ、くま、ぶた、わにの仲間たちは、さっそくすもうの練習中。
「はっけよーい のこった!」
いよいよ日曜日。相撲大会の日。
強い横綱に全く歯がたたないポポたちは、一計を案じて「ぞうとぶわきくぽやま」に大変身。さて、ポポたちは横綱に勝てるでしょうか?
どちらが勝ったかは本を読んでのお楽しみ・・・。
とにかく米俵1ぴょうを手に入れたポポたち、大喜びでお寿司をつくることにします。
まずは酢飯をつくり、にぎり寿司に、のりまき、いなり寿司、最後はどーんと、ちらし寿司!
1ぴょうのお米をぜんぶつかったら、1000貫のにぎり寿司、100本ののりまき、500個のいなり寿司、100人前のちらし寿司ができちゃった!
そのお寿司で、ポポたちが最後にした「ひとしごと」とは!?
かばのポポとゆかいな仲間たちの「ポポくん」シリーズ、第5弾。
『ポポくんのミックスジュース』や『ポポくんのかきごおり』でも、いろんなジュースやかきごおりが「並べられる」場面がみどころでしたが、本書はさらに磨きがかかって、数えられないくらいたくさんのお寿司が並べられます!
おまけに酢飯や、のりまきなど、いろんな寿司のつくり方が紹介されているのもポイント。
読んだら、きっとお寿司をつくりたくなりますよ。
ストーリーで楽しめ、かわいい絵柄で楽しめ、寿司づくりの手順までわかっちゃう、“3度おいしい”絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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日曜日、カバのポポくんと友だちは、相撲大会に参加することになりました。横綱に勝てば、米俵1俵! ところが、大きな横綱相手に、一人では全く歯が立ちません。そこで、ポポくんたちはみんなで力を合わせて立ち向かうと、見事に横綱をたおすことができました。 優勝賞品の米俵1俵をもらったポポくんたちは、おすしを作ることにしました。まずは、酢飯を作ります。酢飯ができると、まぐろやかつおなどを切って、にぎりずしを作ります。お腹がぺこぺこのポポくんたちは、続いて、しいたけの煮物やきゅうりを入れて、のりまきを作ります。まだまだ酢飯があるので、次は、あげを甘辛く煮しめて、いなりずしを作ります。そして、最後はどーんと、ちらしずし! もらったお米を全部つかったら、たくさんのおすしができました。そこで、ポポくんたちはいいことを思いついて……。 かわいいのりまきや、種類豊富ないなりずしなど、作ってみたいおすしがいっぱい!
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