どうやらこの絵本「世界中のカッパが泣いたベストセラー」らしい!? そんなカッパたちの心を動かした主人公は、やっぱりカッパです。
カッパは皆さんの想像通り、キュウリが大好き。いつもキュウリのことで頭がいっぱいです。 冷蔵庫に「キュウリがない」となれば、例え夜でもお財布片手に飛び出します。 向かった先はキュウリの自動販売機。(バリエーションがすごい!) その帰り道、カッパは謎の物体に出会います。よく見ると、その物体は生きている! しかも、色といい形といいキュウリの輪切りそのもの・・・これは!? なんだか調子が悪そうなので、下心たっぷりに家に連れて帰るのですが。
シゲタサヤカ節、大炸裂の最新作。 今回も予測のつかない展開にぐいぐいと引っぱられていきます。 すっかり具合がよくなったその物体の顔色を見てカッパはひとこと。 「おい! なんかすげえことになってるけど、おまえ だいじょうぶか?」 さて、何が起きているのでしょう。思わず吹き出してしまうこと必須なのでご注意を・・・。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
主人公は、「コック」ではなく、妖怪の「カッパ」。野菜のキュウリが好きで好きでたまらないカッパが、ある日出会ったのは緑色の謎の物体。よく見ると、その物体は生きていた! しかも、キュウリの輪切りそのもの! 驚きつつも、カッパは企むのです。このキュウリを食べてしまおう・・・・・・と。
息子二人共にささったようで、オチの部分、カッパのセリフを何度も何度も読んで大爆笑しています。
絵本がなくてもそのフレーズを言うだけで笑うくらい!
こんなに繰り返し読んでと言われる絵本は久しぶりです。
「オニじゃないよ...」の絵本も喜んで見ていましたが、それ以上に気に入ったようです。
この作家さんの独特の世界観と絵が大好きです! (そよがさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子4歳)
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