耳の不自由な少女里美は、自分の居場所がないように感じていた。ただ、古い図書室のおくがお気に入りだ。そこには、持ち出し禁止の本『死の谷の王女』とうファンタジーが置いてあった。本の世界と現実の物語。
「この素晴らしき世界」。
そんなふうに思え生きていけること、それはどんなに幸せなことでしょう。
そして、子供には家族には自分も、そう思えて生きていけたらと思いました。
「居場所」、誰にでもふと思うことがあるテーマに思います。
色々考えさせられる1冊に思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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