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どーん どーん おまつりだいこが きこえてきます。 「みなさーん、そろそろ でかけましょうか。」 まんまんいけは、にぎやかな おまつりを うつして かがみのように ひろがって いました。
くすのきだんちの住人が〈いつも おみずを ありがとう〉と、お礼を言いに、まんまん池のお祭りに出かけます。お神輿や屋台店が出てカケスの子どもたちも大はしゃぎ。心地よい言葉と絵、住人たちのやさしさが味わい深いお話です。
季節は秋。
シリーズ6作目は秋がテーマです。
今回の面白さは、くすのきだんちの中で繰り広げられるストーリーではなく、近くのまんまん池のおまつりに出かけるという新たなストーリーの展開が新鮮な1冊でした。
お祭りにも全力で楽しむくすのき団地のみんな。
なんだか懐かしさもあり、お祭りに行きたい気分になりました。 (Pocketさん 40代・ママ 女の子20歳、男の子16歳)
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