
声に出して読めば、しぜんと「七十二候」を早わかり。日本の一年、めぐりめぐる季節のうつりかわりを、思い思いに体感できる絵本。

日本古来、季節を分ける二十四節気(にじゅうしせっき)、七十二候(しちじゅうにこう)を
易しく解説してあります。
注目は、それらを楽しい詩で表現してあることです。
耳に心地よいリズムで、スッと心に伝わってきます。
それは、季節のめぐりの中で感じることのできる、生き物たちの気配、
自然現象。
四季に恵まれた日本の良さを改めて実感します。
私も詳しくは知らなかったので、とても勉強になりました。
なんて豊かな言葉の世界でしょうか。
もちろん、関連する生き物たちの絵も添えられていて、
見ているだけでその季節が体感できるようです。
やや言葉が難しいので、小学校中学年くらいからでしょうか。 (レイラさん 50代・ママ )
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