陽大(はると)にフラれたアリサは、ひきこもって、主人公の自分がモテてモテてモテまくる妄想(もうそう)小説をこっそり書いていた。気分転換(きぶんてんかん)に外に出ると、駅前にあやしい図書館バスが。一冊手にとってみると……「これ、私が書いた小説だわ!」そこになぜか陽大も登場。笑い猫は二人をアリサの小説世界にひきずりこみ、怪談まで語り出す。モテてモテてモテまくれる笑い猫の図書館バスには、「鬼当番(おにとうばん)」や「恐怖辞典(きょうふじてん)」など、ギャアアアッてほどこわくて、ニヤニヤ気まずく笑っちゃう怪談がいっぱい! 本を愛するすべての人におくる第11巻!【全11話、さし絵32枚】
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