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大雨のある日。仕事中のかあさんのもとに、息子のホホが熱をだして、学校を早引きしたという知らせが。だれかにホホのことを頼もうと、あちこち電話をかけますが、つながりません。途方に暮れているところ、やっとつながった電話の先は、なんと天女さまで......。 「きょうはわたしをかあさんとおもいなはれ」----ホホのもとにやってきたへんてこな母さんがおこす、じんわりと心にしみる物語。

天女銭湯のシリーズ?でしょうか。天女が出てきます。
子どもが熱を出したけれど、会社からまだ出られないお母さん。おばあちゃんに子どもの世話を頼むが、なんとそれは間違い電話で天女にかかってしまったのでした。子どものもとに天女がやってきて、看病するのですが、ユニークでとってもおもしろかったです。絵ではないので、不思議な雰囲気が出ていて、それがこのお話に出てくる天女にぴったりです。天女の顔、すごいです。最後に、天女の羽衣が残されているページがあるのですが、娘はこのページが気に入ったようで、「見て見て忘れてるよ」と嬉しそうに見せに来てくれました。
娘は気に入って、何度も読んでいました。 (じっこさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子2歳)
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