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ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。
おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。
でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。ズボンをはいたらわかんないんだから。しばらくするとかわくんだから。
でも、ぼくみたいにもれたろうでこまっている人、ほかにもいるんじゃないかな?
子どもの悩みがちょっぴり軽くなる!? ヨシタケシンスケのユーモア絵本。
題名と表紙の絵で、思わず共感!ではないでしょうか。
幼児期あるあるですね。
おしっこの前後、「ちょっぴり」粗相してしまう男の子が主人公。
さあ、彼がどうやって、この状況を克服するのでしょうか。
彼の独白ですすみます。
なんと、同じような人を探すことに!?
その過程で、人知れずいろいろなことに悩んでいる人々に出会うのですね。
子どもだからこその発想と行動力に、拍手。
そして、究極のオチに、なるほど。
おじいちゃんの存在感、素敵です。
もちろん、お母さんの憂鬱も添えています。
デリケートな題材を見事に昇華してあり、脱帽です。 (レイラさん 50代・ママ )
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