
ゴンラのやきいもやの前にはいつも行列ができています。「ゴンラのやきいもがどんなにおいしいか」を常連のお客さんがたちがおしゃべり。でも、お店はなかなかあきません。おしゃべりはつづきます。「ゴンラって、いつも無愛想」「やきいものことで頭がいっぱいなのよ」……。待って待って待ちつづけ……やっとお店があいた! 「またせたな」とゴンラ。そのやきいもは「こころまでとろけそう!」──おなかの鳴る1冊。読み聞かせにもぴったりです。

行列ができている、ゴンラのやきいもや。待っている間の動物たちの会話で、どれだけゴンラのやきいもが美味しいか伝わってきて、どんどん想像がふくらみます! 結局、ゴンラはほぼしゃべってないのもおもしろい。こんなやきいもやさんがあったら、絶対に並ぶなあと。まさに、究極のやきいもやさんです。読み終わったら、やきいもが食べたくなりました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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