レインコートを着て雨のふる庭へ飛び出していく喜び、クモの巣に光る雨のしずく、水たまりに広がる波紋、びしょびしょの体をふいて温かい飲み物を飲む瞬間、雨上がりの庭の澄んだ空気。 画面隅々まで雨の日の楽しさ、美しさに溢れていて、いきいきと描かれた新鮮な世界が目に飛び込んできます。字の無い絵本。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
雨がふってきた。おねえちゃんとおとうとは雨具にきかえ、かさをさして外にでる。水たまりであそんだり、雨水の流れをみたり…。雨の中でいきいきと変化する、いつもとちがうせかい。すばらしい雨の一日を描いた、ことばのない絵本。
2歳なった息子に雨の日のもいきいきと楽しく過ごして欲しいな,雨の日ならではの楽しみを見つけて欲しいなと思い購入しました。
ちょうどレインポンチョとレインブーツを用意して,雨の日の歩いてのお出掛けを試みた時でしたので,息子は絵本のページを開くなり自分と重なる主人公に興味津々でした。
読み進めて息子は雨が道路に降り付けた時にできる水の輪が見開きの一面に描かれたページをずっと見てました。何かとても惹きつけられたようです。
また,お家にもどって積み木遊びをしている場面などもお気に入りです。
雨の日のたくさんの素敵な絵で描かれたこの絵本を見ていると雨の日ならではの風景の美しさが再発見でき,小さい子供を連れてのお出掛けも楽しくなれるお勧めの絵本です。
ずっと大切にしたい一冊です。 (げんきなマドレーヌ☆。さん 40代・ママ 男の子3歳)
|