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ミス・ビアンカは囚人友の会の反対をおしきって、スイレン池の古塔に幽閉されている極悪人マンドレークを救いだそうと決心します。ボーイスカウトの隊長シャーンの協力だけがたよりです。
ちょっと最後があっけない感じもしましたが、その前までの展開が読み応えがありました。
読み聞かせすると読み手ものってくるような文章でとても読みやすかったです。
議長を降りることになったミス・ビアンカ。
これで囚人脱出にも関わらなくなったのかと思いきや、単独でマンドレークを助けようとするのに驚きました。
マンドレークはこの前の巻で悪人だった大公妃の執事なのです。
ペイシェンスが逃げたことで大公妃から幽閉されることになったとは思いませんでした。
罪を憎んで人を憎まずとはこういうことなんでしょうね。
助ける相手にまずびっくりでした。
この巻はバーナードがあまり活躍しなかったのが残念でした。
次はどんなお話になるのか、四巻がとても楽しみです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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