江戸市中を荒らしまわる,黒手組という盗賊。千次親分と百太郎たちは必死の捜査を続けるが,手がかりをつかめない。ある日…。
那須正幹作、長野ヒデ子絵、シリーズ2作目。
1作目は4話で4つの事件の物語でしたが、今回は怪盗黒手組の事件が次々起こり最後に解決する長編です。
ポプラ社の同シリーズでは、タイトルが「黒い手の予告状」になっています。
時期がお正月なので、ケンカ凧や初天神など、江戸の新年の様子が伝わってきました。
最後の追跡シーンも引き込まれました。
ちょっと変なのが、父親の千次の「ベテラン同心」「安サラリーマン」「チェックしましょう」などの言葉です。
江戸時代にありえない単語に戸惑いました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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