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ちょうつがい きいきい

ちょうつがい きいきい

  • 絵本
作: 加門 七海
絵: 軽部武宏
編: 東 雅夫
出版社: 岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2012年03月15日
ISBN: 9784265079551

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
A4変型判 29.0×22.0cm 32頁

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出版社からの紹介

部屋の扉を開けると、きいきいと音がする。よく見ると、なんとそこにはおばけがはさまっていて、痛い痛いとさけんでいるではないか。耳をすますと、あっちからもこっちからも、きいきいきい…さあ大変だ! 加門七海と軽部武宏が奏でる鳴り止まない恐怖。

ベストレビュー

いたい。いたい。いたい。いたい。

タイトルから、「ちょうつがいが、どうしたんだろう?」という思いに
駆られつつ、読み始めました。

全体的に暗い印象、その中で注目される、ちょうつがい。
暗い部屋の中で、「きい きい」と聞こえる、高い音。
そして、なぜか見えてくる、音の正体!?

あんな音やこんな音の正体が、よく見たらあんなものだったら・・・!
見方によっては、笑えるものだったり、グロく見えて、目を反らしたくなったり。
読む人にとっては、賛否両論、感想が真っ二つに分かれる絵本かもしれませんが、
個人的には視点がとても新鮮で、良かったと思います。

なんといっても、怖い絵の雰囲気が、より異様な雰囲気を演出してます。
個人的に、ブランコのシーンがおススメ。そしてそのページから数ページ進んだところの、
母娘の絵が怖い。お母さんの手が透けて、娘の目がうっすら見えてる!!

日常生活の音に敏感になってしまったら、あなたにも見えるかもしれませんよ(笑)
(どんぐりぼうやさん 40代・ママ 男の子11歳)

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