雪のふる寒い日、うさぎは2本のにんじんをみつけました。1本は自分で食べて、さて、もう1本は…。友達を想いやる動物たちのクリスマスの物語。
寒いクリスマスの日にお腹がぺこぺこのうさぎは2本のにんじんを見つけました。1本は自分が食べてもう1本はロバにプレゼントしました。ろばはじゃがいもを見つけたので別な動物へ。そうしてめぐりめぐってそのにんじんはうさぎのところへ戻りました。原作はロシアの民話とうことですが、雪がしんしんと降っている場面が続く中で、松村雅子さんの絵によってほんわかした暖かさが感じられます。一度、雪の中で読んでみたいなぁ、と思っています。 (こぶた文庫さん 50代・せんせい )
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