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鳥よめ」 みんなの声

鳥よめ 作:あまん きみこ
絵:山内 ふじ江
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年12月
ISBN:9784591141885
評価スコア 4.67
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  • 本から感じて。

    親の私ももちろん戦争を知らない世代で,なかなか実際に戦争について子供達が体験者から話を聞ける時代ではなくなってきました。
    戦争の悲惨さや悲しさについて知り平和の尊さ大切さについて考えるには,本は不可欠ではないでしょうか。
    こちらの本は小学校中学年くらいから一人読みできると思います。

    投稿日:2018/09/25

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  • 一時でも一緒に暮らせてよかった・・・・

    戦争中でなかったら、ずっと一緒に暮らせた鳥よめです。白い翼の付け根を傷めて弱っていたのを、周平さんの手厚い看護によって命を助けられた一羽のかもめが、周平さんの傍にいたくて海の神さまのところに行って娘の姿にしてもらった。周平さんに恋をしてしまった娘が、たとえ一時でも夫婦として暮らし、家の掃除、毎日ふっくらした御飯を炊き、美味しい煮物を作る暮らしが出来てよかったと思いました。平和な世の中での出会いだったら、鳥よめも死なずにすんだのにと思うと戦争は絶対にしてはいけないと思いました。

    投稿日:2018/07/31

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  • 兵隊になるということ

    美しい表紙が印象的ですが
    戦争のお話に分類されると思います。

    若者(男性)は、徴兵検査を受けて、みな兵隊になり、戦争に行く時代に
    子供の頃のけがが原因で足が不自由になり、兵隊になれなかった若者が主人公です。
    「兵隊になれなかった」ということが、世間への負い目となり
    苦労が多い灯台守の仕事を選ぶことになったといういきさつが
    とても時代を映していると思いました。
    そんな灯台守のところに、助けたかもめが、女人になってお嫁に来ます。
    かもめの嫁は、
    一日に一回かもめの姿になり、翼を広げて空を飛ばなければ死んでしまうという身の上で、
    なおかつ、その姿を見てしまうと、視線が刃になり
    かもめを傷つけてしまうということ。

    戦争が迫る中、灯台にも兵隊がつめるようになり
    なかなかかもめに戻れなくなった嫁・・。
    そして、なんとかかもめに戻る時間を作る灯台守に
    「鳥を飛ばして、敵に連絡している」というスパイ容疑までかけられてしまいます。

    もう・・・灯台守夫婦に感情移入してしまって
    兵隊に腹が立ってしかたない展開でしたが
    翻って、そんな時代だったのだ・・とも感じました。
    物悲しい結末は
    何気ない日常さえも奪われる戦争に対しての、静かな抗議のようにも思いました。


    投稿日:2017/08/29

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  • 現代版の鶴の恩返しかなと思って読みましたが、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    そうではありませんでした。戦争の起きていた時代を背景にした悲しいお話です。最後のあまんきみこ先生のあとがきが悲しいです。濡れ衣を着せられ海に命を落とした鳥よめ。戦争は長く続くはずの幸せも続かなくさせてしまいますね。

    投稿日:2015/02/19

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  • 戦争とメルヘン

    灯台って船の航行を守るけれど、標的にもなるのですね。
    戦争が生んだ悲劇のようですが、そのなかで鳥よめの存在がとても幻想的でした。
    助けてもらったカモメが周平の嫁になりましたが、戦争は二人の幸せを許してはくれません。
    灯台にやって来た兵隊たちの前で、戦争に行けない体の不自由な周平の後ろめたさも、感じられました。
    時代が悪いと言ってしまえばそれまでだけれど、メルヘンの中で戦争の悲しさをこのように表現されると、心に響くものも違いますね。

    投稿日:2015/02/02

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