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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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ねこのたまたま」 みんなの声

ねこのたまたま 作:倉本 美津留
絵:いぬんこ
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2017年05月10日
ISBN:9784769023319
評価スコア 4.43
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  • 全ては気持ち次第

    高い塀に囲まれた屋敷に住むばあさんは、隣の小さな家に住むばあさんが大嫌いです。
    「やつさえいなけりゃ うちのにわ、 もっと ひろくなるんだに!」
    と、キリキリしています。

    そんなある日、屋敷の塀に、青色の子猫がたまたま歩いていました。
    屋敷のばあさんはいじわるをしたけれど、隣のばあさんは優しく世話をしました。
    「たまたま」と名付けられ優しくされた子猫は、隣のばあさんのために何でもします。


    屋敷に住むお金持ちのばあさんと、小さな家に住む隣のばあさん。
    隣のばあさんは貧しいけれど、とても幸せそうです。
    一方屋敷のばあさんは、お金持ちなのに、もっと欲しいと不幸そうです。

    この絵本の設定は、色々な昔話とかぶります。
    でも、結末はちょっと違うのです。

    昔話ではいじわるをする側は不幸な結末を迎えますが、屋敷のばあさんはあることに気付き、幸せになります。

    この絵本には、
    たまたまここにいるだけの私たちが、誰のものでもないものに執着してもしょうがない。
    全ては気持ち次第。
    感謝して生きましょう。
    というメッセージが、込められているようです。

    投稿日:2021/01/26

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  • 最後がいい!

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子6歳、女の子4歳

    リズムのいい文で、楽しかったです。よくあるいじわるばあさんをこらしめるネコの話かとおもいきや、いじわるばあさんの心を入れ替えちゃう、すごくいい最後でした。
    欲深く、人の幸せをねたむ気持ちから解放されたときの自由な気持ちがとてもステキに描かれていました。

    投稿日:2017/11/02

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  • たまたまであえた わたしたち

    悪い欲深な、いやなおばあさんの隣に、
    優しくて動物をかわいがるおばあさんが住んでいました。
    と言うパターンのお話。
    悪いおばあさんが、怒るたびに、
    ものすごく悪そうな顔ですね(笑)
    猫のたまたまちゃんが心配でしたが
    たまたまちゃんは大丈夫だったのでほっとしました。
    終わりで、急に悪いおばあさんが、さとって良い人になったようで
    やれやれです。
    そうですね、、、この星で たまたまであえた いきものみんな
    助け合って暮らしたい。

    投稿日:2017/09/18

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  • スカッとしました

    高い塀で囲まれた屋敷に住んでいるおばあさんが、意地の悪いことをするたびにぎゃふんといわされて、気持ちが良かったです。あおいねこのたまたまがもたらす不思議な幸せのおかげで、ラストは屋敷のおばあさんも幸せな気持ちになれて良かったです。

    投稿日:2017/08/25

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  • 良かったです。

    いぬんこさんの絵がとっても好きで、借りてきました。9歳長女と7歳次女に読みましたが、とっても良かったです。

    読んで思ったのは、ちょっとはなさかじいさんっぽいかな?名作と同じくとってもいいお話です。ねこのたまたまと名付けられた青いねこ。それが優しいおばあさんが世話するといいことばかりが。それをねたんだとなりのおばあさん。娘たちは「たまたま、死んでないよね?」ととっても心配しながら読んでいました。

    大切なものは手に掴めるものだけじゃない、ということを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2017/07/28

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  • 青空

    全頁試し読みで読みました。塀の中で暮らしていたばあさんも本当は優しいばあさんだとわかって終わり方がとても気に入りました。隣の優しいばあさんが、青い猫の「たまたま」と出会い次々とよいことばかりだから、やっぱり塀の中のばあさんは嫉妬するのは当たり前のことだけど、猫のたまたまも殺されなかったし、青空の美しさ、自由にきがついてよかったです。自分の殻に閉じこもらないで、外にも目を向けて前をむく大切さを学びました。

    投稿日:2017/05/28

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