作者自身が文と絵を手掛けています。本書についている作者説明を読んでびっくりしました。
この作者は元バレエのプロダンサーだったそうです。怪我のためにプロダンサーを断念。その後、作家業を始めたそうです。
芸術の差異がある人は多彩なんですね〜。とても第2に人生の選択として描かれているようには見えませんでえした。
この作品はお話も絵もすごく濃いもので、じっくり楽しめました。
私は特に主人公のベンが学校でエアギターならず、エアトランペットをしていて、級友にからかわれるシーンの絵が好き!
全体が線画なのかな?とっても細かい柄のバックも描かれているのですが、すべて白黒で表現されています。
内容は難しくありませんが、こういう絵の表現方法だと、小学校中学年以上のお子さんからがいいかもしれません。