五味太郎さんで検索していたら、その中に新宮晋さんがあり、三分ぐらいで読み聞かせできる本を探していたこともあり、こちらの本を読んでみたらというか見てみたら、字のない絵本でした。
トレッシングペーパーを使ってというところで『きりのなかのサーカス』を思い出しました。
定点観測で、同じ木なのですが、鳥が飛び立ったりやって来たりひなが生まれたりと、絵だけの中にストーリーがあります。
絵がきれいで見ているだけでも充分。鑑賞に耐えうる作品です。
新宮晋さんと『じゃぐちをあけると』のしんぐうすすむがつながっていなかったのですが、同じ方なんですね。
『いちご』という作品を以前に見たことがあり、これから新宮さんの作品を少しずつ読んでいけたらと思いました。