ある晩、おしっこに起きたぼく。
トイレに行くと、「きょうはトイレのえんそくだ」と便器が走って行ってしまった!
トイレを追いかけると電車が停まっていて…。
トイレがテーマのシュールな絵本。
地の文はなく、短い会話で話が進んでいく。
超展開&一見乱雑にも見える絵柄で大人には理解し難く好き嫌いが分かれるが、子どもにはすごくウケる。
トイレもおしっこするしっこ川…遠足はトイレの排泄の日だったのだろうか。
読んであげるなら3歳、自分で読むなら小学校低学年から。
「こどものとも」50周年記念出版作品。
2歳の子に読んだところ、「おしっこ!おしっこ!」と大ウケだった。
ただし、和式便器の絵はトイレと認識していない様子。
そういえば、家でも外出先でも、子どもが接するトイレは全部洋式になってしまっていることに気づいた。