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おはなし名画シリーズ(1) ゴッホとゴーギャン」 みんなの声

おはなし名画シリーズ(1) ゴッホとゴーギャン 文:小手鞠 るい
出版社:博雅堂出版
税込価格:\3,203
発行日:1992年10月
ISBN:9784938595043
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,786
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  • 画家の意外な一面

    ゴッホが自ら左耳を切ってしまった、心の病にかかっていた・・・
    というようなエピソードは何となく聞いたことがありましたが、
    この本をしっかり読んでみて、衝撃を受けました。

    心の病を患った画家の絵・・・と聞くと
    どうしても不気味な作品を想像してしまうのですが、
    掲載されているボッホの絵は
    どれもカラリと明るく、力強い印象だったからです。

    また、ゴーギャンの章では
    妻に画家の道を歩むことを反対され、心が通うことはなかったと知り、驚きました。
    画家の妻は皆、夫を献身的に支える印象があったのですが
    自分の夢ばかりを追いかけるゴーギャンのことが、奥さんは許せなかったのでしょうか。

    たったひとりで南の島で息を引き取ったという最後には
    寂しさを感じる反面
    「もしかすると、大好きな地で絵を描きながら過ごすことが出来て
    彼は幸せだったのかもしれないな」とも思いました。


    この「おはなし名画」シリーズを読んで感じたことは、
    後に有名になる画家たちは皆
    「なりたいな、なれたらいいな」ではなく、
    「絶対になる」という強い信念を持っていたんだという事です。
    展覧会に落選したり品評会で酷評を受けたりしても屈することなく
    世間に媚びず、自分のスタイルを貫き通す。

    絵そのものだけではなく、その作品の作者自身も皆魅力的だと思いました。
    かっこいいなと思いました。

    投稿日:2014/01/20

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  • 画家のドラマがおもしろい

    • やすぴんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子7歳

    損保ジャパンの東郷青児美術館でゴッホのひまわりを鑑賞した際に購入しました。11歳の息子が買いたいと選んだ本です。表紙が素晴らしく、ついみとれてしまいました。もちろん中身も素晴らしいです。読みやすく、子供でも絵画に親しめるような構成になっていると思います。

    投稿日:2009/03/18

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  • 世界がひろがる!!

    なんだか名画にふれたい気分になって、
    前から図書館の絵本コーナーに並んでいたこの本を
    手に取ってみました。
    読んでみて、とっても楽しかったです。
    絵画を見て楽しむのももちろんなのですが、
    その絵に関してのことが、
    子どもにわかりやすい文章で書かれているので、
    さらに世界がひろがります。
    大人ですが、初心者の私にぴったり!!
    娘にもすすめようと思います♪

    投稿日:2020/12/03

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  • ゴッホを知ろう!!

    その絵を目にしたことはあるとしても、画家たちの人生や出来事まではなかなか知ることもなかったり。
    ゴッホについて書かれた絵本で、親子の読書時間にいいなぁと思いました。
    「おはな名画シリーズ」楽しですね!
    好きな画家さん気になる画家さんから読んでみるのもいいかとも思います。

    投稿日:2020/10/29

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  • どうして生きてる間に絵が売れなかったんだろう・・・?

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    5歳の娘、10歳の息子と読みました。

    ちょうど上野にゴッホとゴーギャン展がきていたのに、
    5日前に閉幕してしまい、見に行けなかった〜!
    という残念な思いをかかえ、子供たちと読んだ絵本ですが、

    この絵本を一緒に読めてよかった!

    ゴッホとゴーギャンのそれぞれの絵、
    そしてその絵をかいたいきさつなどが、とっても分かりやすく
    説明されています。

    絵もとても大きく載っていて、結構な迫力。

    ゴーギャンに去られ、病気をかかえながら、絵も売れることなく
    不遇のまま37歳で亡くなってしまったゴッホ。
    有名な、耳をそり落としたエピソードももちろん紹介されています。

    一方のゴーギャンは、せっかく就いていた仕事もやめ、
    家族を置いて夢を追いかけタヒチへ。
    フランスへ戻っても待っている家族も失い、再びタヒチへ。
    ゴーギャンは貧困と寂しさの中、孤独に死を迎えたことは、
    この絵本で初めて知りました。

    どうしてこんなに有名な画家さんたちなのに、
    生きている間に絵が売れなかったんだろうね。
    そんな思いがふと胸をついてくる、迫力の絵の中でも切なさがこみあげてくる一冊です。

    投稿日:2016/12/21

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  • 迫力があります

     ゴッホの絵も、ゴーギャンの絵も、どこかで見たことがあると思います。迫力のある絵です。
     「ひまわり」や「教会」など、動き出しそうです。

     ゴッホもゴーギャンも才能がありすぎて、ぶつかってしまいますが、そうだろうなと思いました。
     日本に来たがっていたゴッホ、もしも来日していたら、どんな絵を描いたでしょう。
     お話を読みながら、じっくり絵を鑑賞したいです。

    投稿日:2012/06/11

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