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宮沢賢治どうわえほん よだかの星」 みんなの声

宮沢賢治どうわえほん よだかの星 作:宮沢 賢治
絵:伊勢英子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1986年11月
ISBN:9784061881815
評価スコア 3.67
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  • 大人も絵本を味わおう。

    宮沢賢治の作品は、奥深いテーマや味わいを感じますね。
    こちらの絵本は、伊勢英子さんのイラストの絵本です。
    小学校低学年にはなかなか難しいかも知れません。
    絵本は決して幼い子供の読み物ではありません。
    高学年以上のお子さんや大人にもいい絵本はたくさんあるのだな〜と思わせてくれる1冊にも思いました。

    投稿日:2020/07/02

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  • 名を奪われる

    宮沢賢治の深淵な世界に、伊勢英子さんが絵を添えています。
    みにくい姿のよだか(ヨタカ、夜鷹)の絶望の様子を描きます。
    名を奪われそうになったり、自己嫌悪に陥ったり、
    その心情が切ないです。
    星に昇華した余韻が、心に響きます。
    宮沢賢治の作った造形は、その豊富な知識からあふれ出した結晶のようです。
    それだけに、映像は難しいところだと思いますが、
    伊勢さんらしく、ぼんやりと寄り添ってくれる絵がありがたいと思います。
    内容同様、絵を読み解くのが高度なシーンもありますが、
    じっくりと味わいたいものです。
    私は、名を奪われるシーンが、斬新な絵でびっくりしたと同時に、
    その重みを感じました。
    絵は添えてありますが、やはり小学校高学年くらいから、
    自分の心と共鳴しながら、感じてほしいです。

    投稿日:2018/08/14

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  • イーハトーブの自然

    画家にとって、宮沢賢治の作品は、絵本にすることが難しいと聞いたことがあります。
    それでもチャレンジしたくなる文章の力が、宮沢賢治童話にはあるのでしょう。
    この作品の中では、豊かな自然が力強く描かれていたと思います。
    きっと、賢治の理想イーハトーブなのでしょう。

    投稿日:2013/12/12

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  • 宮沢賢治のこの童話は、よだかの気持ちの繊細さとはかなさが根底にあると思うのです。
    仲間外れのよだかは、あまり存在感の強い鳥ではありません。
    その存在感とは別によだかはとてもストイック。
    身を滅ぼして自分を昇華する存在です。
    あまり存在感の強い描き方はそぐわないし、空を飛ぶ姿ははかなさと透明感がなければいけないと思います。
    伊勢さんは様々なテーマで、絵を巧みに描き分ける作家で、私の好きな作家です。
    だからこそ、この作品に関しては違和感を覚えました。

    投稿日:2013/10/17

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  • きれいで悲しいお話

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    初めてよだかの星を読んだのは、宮沢賢治の童話集になっている単行本でした。
    当時はお芝居を見るのが大好きで、安い、学生がやるようなのを年間にいくつも見ていました。そういうのをいくつか見るとそのうち1回や2回は、宮沢賢治の作品(原作)にあたります。
    そんな風に宮沢賢治の作品に出会って、「よだか星」を読み、悲しい話だな〜。と思ったのを記憶しています。

    今回改めて絵本で手にして、伊勢さんのイラストはやっぱり素敵!と、思ったのが、第一印象でした。
    原作が素晴らしい本を「絵本」にする作業は、きっととても大変なことだと思います。
    でも、この「宮沢賢治どうわえほんシリーズ」はどれをとっても、なかなか素敵な出来栄えです。

    とてもきれいで、美しいお話ですが、大変思いつめたお話でもあるので、気持ちが鬱になっているときには読まない方がベストです。
    そしてイラストはありますが、星の高さや鳥の種類などを想像する力もある程度必要なので、読んであげるなら高学年から、1人読みも高学年以上がお薦めです。

    投稿日:2009/06/09

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