童心社のベスト紙芝居シリーズです。
2歳9ヶ月の息子に読んでやりました。副題に「どうぶつれっしゃ」とあったので、電車好きの息子にと思ったのですが、ストーリーとしては関係ありません。こぶたの自立のお話です。
こぶたはママぶたのそばを離れたことがなく、ずっと小屋にこもりきり。そんなこぶたを外にひとりで散歩させるというお話でした。めんどりさん、きつねさん、からすさんがそれをそっと見守り、無事に畑を3周することができるのです。
なんだか「はじめてのおつかい」に似た側面があり、畑を3周することができるのか、とちょっとはらはらどきどきさせる部分もありますが、最後があっけないので、ちょっと拍子抜けしました。息子も散々、めくり方の演出で煽られてきたわりには・・・とがっくり。特におもしろかったという表情ではありませんでした。
紙芝居の読み方に2通りあるのか、2種類の読むところがあり、ちょっと混乱しました。一報は、別な人に背景を語ってもらうだけなのか、ちょっと紙芝居としては、読み手にも難しい一面があり、読みづらかったです。