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みずたまり」 みんなの声

みずたまり 作:森山 京
絵:松成 真理子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2011年05月
ISBN:9784033319308
評価スコア 4
評価ランキング 26,910
みんなの声 総数 9
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  • 考えさせられます

    あら、松成さんだし、森山さんだし
    すごい作品なんじゃないかな?
    と、手に取り何も考えずに
    図書館から借りてきました

    みずたまりから津波の被害・・・
    「よその国」の画像で
    「よその国」のニュースで
    「かわいそうに」

    が、まさかの日本でも・・・
    出版初版は、東日本大震災から2ヵ月後だったんですね

    震災から2年3ヶ月になります
    時間が経過して
    私は読めたのは、タイミングがよかったのかもしれません

    ブランコに乗るような男の子が
    こんなこと考えるのかしら?って
    思う方もいるかもしれませんが
    言葉に上手く出来なくても
    なんとなく
    大変なことだ
    悲しいかな
    淋しくないかな
    って、心で 子どもは未熟ながらも感じていると
    私は思います

    震災には遭っていないのに
    何度も怖い津波の映像を見た子どもが
    精神的にダメージを受けたという話も聞きました

    この絵本の救いは
    おとなりのおじいさんの存在
    頼まれてもいないのに
    公園の整備や、お花のお世話をしてくれています
    タクちゃんが今まで気付かなかったことを
    気付かせてくれるふれあいの場面です
    こういう人もいるのですよね

    何か手伝いたいけど
    何も出来ない
    でも
    自分が出来ることを
    誰にも気付かれなくても
    していくことの大切さ

    いつか、何かの形で繋がっていくと思う

    タクちゃんの優しい気持ちが
    なんらかの形で、伝わるといいなぁ

    絵本を閉じると
    青空を見上げる女の子
    水たまりには、虹とお花です

    同じ青空を、こんなやさしい子どもの心で
    繋がっているといいですね

    大人向け?なのかな
    こどもに読んでも、「?」かもしれませんが
    後で、何かに気付くことがあるかもしれません
    じっくりと、何度も繰り返して読む絵本なのかもしれません
    いろいろ考えさせられました

    投稿日:2013/06/08

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  • 期せずして・・・かな

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    このお話に出てくる津波のあった南の国は、スマトラ沖地震のことでしょうか・・・

    期せずしてこの絵本の発行は決まっていたのでしょうね
    震災の後にこの絵本を手にとるのは、少々勇気がいるかもしれません・・・

    日本ではTVを通してかなりリアルな津波の映像が流れて、多くの子どもたちの心の中に残っていると思います

    子どもはあらゆる体験を通して、少しづつこころが成長していくことをタクが津波を通して、他者に同苦出来きたと、松成さんの絵がしっとりと優しく訴えかけてきます

    投稿日:2011/08/12

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  • なんだか東日本大震災の大津波を連想させる絵本ですが、直接の関連はなかったのですね。
    水たまりの中に、津波被災者の女の子の顔を見た少年。
    ブランコのしたの水たまりと、雨上りの青空。
    どちらも津波の被害にあった場所と共通するものでした。
    よその国の話では済まされなくなった今日、この絵本はちょっとインパクトが弱いかもしれません。

    投稿日:2014/07/06

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  • みずたまりの水から

    公園のみずたまり。その濁った水から津波へと、移り変わります。
    やはり、頭に浮かぶのは東日本大震災です。
    ちょうど三年というタイミングもあって、テレビなどの特集を見た直後ということもあり、いろいろなことを考える本でした。

    投稿日:2014/03/26

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  • この絵本は マレーシアの大津波でたくさんの人が亡くなり お父さんお母さん おばあちゃん いもうとを亡くした女の子の事を テレビで見たタクが みずたまりを見て そのなかに 涙をながしている女の子の顔を見たのでしょうかね?

    それほど タクは テレビでみた大津波のニュースが 心を大きく占めていたのでしょうね

    この絵本が 東日本大震災の起こった年 2011年3月11日の後5月に発行されているのです
    森山 京さんは どんな思いで この絵本を出版したのでしょう

    まさか 自分の住んでいる日本で 東日本大震災で多く人が亡くなるとは思っていなかったのではないでしょうか?

    この絵本の タクの哀しさは 日本でも 多くの人の哀しさになったのですね

    なんとも言えない気持ちになります

    多くの人が亡くなって 哀しいけれども 生きている子どもたちが 歌っている姿を見て  生きるということ 生きている子どもたちに励まされます

    なんだか、日本での出来事と重なって じーんとなります
    なかなか 復興が進まない現実・・・・(日本では、津波だけでなく、原発問題も大きな悲劇をうんでいます)
      
    その中でも 生きている ニンゲン 悲しみの中にも  生きると言うことを考えさせられました

    タクは5さい その子が感じたかなしさ   登場するおじいさんの存在、 こんな大人の存在にホットします

    タクは青い空の中でブランコに乗って   女の子のことを 思っているのです    ラストの青い空が 希望に向かわせてくれているように思えました。

    投稿日:2013/08/14

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  • 震災を風化させてはいけない

    震災で、たくさんのかたが大切な人を失いました。
    震災直後は、連日連夜震災のニュースが流れていましたが、今ではほとんどなく、津波の被害より原発の被害にばかり目がいってしまいます(原発は現在進行形なので、しかたのないことなのですが…)
    テレビに津波の映像や、大切な人を津波で失ったかたが出ることが少なくなったと同時に、津波は急速に私たちの頭の中から風化していってしまっています。とても悲しいことです。
    家族を失った悲しみをみんなで共感し、こんな悲しいことがもう二度と起こらないようにしなければいけません。
    私は瀬戸内海に面した場所に住んでいます。瀬戸内海は穏やかな海だから、津波の心配はないだろう…最近は、そんな言葉も聞かれるようになりました。
    でも、震災でつらい思いをされた方々がいるのに、そんな適当なことを言ってはいけないと思います。
    少しずつ記憶が薄らいできている地震と津波の恐怖を、風化させてはいけないと思いました。
    いろいろと考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2013/07/26

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  • 残念ながら…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    この絵本の企画がいつからあったのかは知りませんが、
    出版されたのはくしくも2011年3月11日の震災後の5月でした。
    この作品の中で起きている地震や津波は少し前に起きたタヒチ沖地震ではないかと思うのですが、
    時期が時期だけに、残念ながらとても重い作品となってしまいました。

    「みずたまり」を見て、自身や津波の被害にあった地域を思い出すという少年の心の動きは、素敵に表現されていますが、その描き方が素晴らしいばかりに、読み手にはややきついものがあります。

    この話、できたらもう少し違く形で作品として読みたかったです。
    裏表紙の少女が空を見上げている絵はとても心に残りました。

    投稿日:2011/11/13

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  • 震災のテレビを見るたびに胸が痛みます。

    何の力にもなってませんが、少しでも心が落ち着いて平凡な幸せが戻る

    ようにお祈りいたします。

    子供なりに心を痛めているのだと思いました。

    5歳になっているタクの心にも無残な津波を心のどこかでいつも思い出

    して忘れられない心があるのだと思いました。

    投稿日:2011/10/06

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  • 震災後にはちょっと痛々しい・・・

    3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。雨上がりにブランコの足場にできたみずたまりに映った自分の顔から、津波で家族や家を流された女の子を思い出すお話です。3.11の震災後に読み、ちょっとじーんときました。実際には、テレビで観た外国の女の子を思い出すのですが、津波で流されている様子などは、3.11とも変わらず。

    みずたまりという題名からは想像も付かないストーリーでしたね。子供には少々重過ぎるテーマだと思います。津波で流されている様子は結構生々しい様子ですからね。息子がテレビで散々みたシーンを思い出したかどうかはわかりませんが、あまりいい様子ではありませんでした。

    投稿日:2011/07/28

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