「どうしたの」 みんなの声

自閉症の子を見ているような気になりました。
回りから声かけをしても、心を閉ざしたこぐまは何も言いません。
不安だから、耐えることに精一杯です。
きゃらめるぐまの声かけにヒントがあるのですね。
安心できるものを持っていないと不安な気持ち、きっとこぐま自身には無意識な心のよりどころがあるのです。
少しだけ、受けとめてあげましょう。

表紙絵に描かれているオモチャの棚（？）の熊たち（ぬいぐるみ）がとても可愛くて、目についたので、図書館で借りてきました。

各ページにこまごまと描かれているぬいぐるみたちのしぐさはとても可愛いのですが、ストーリーはぶっちゃけ、こんなに言葉にしなくても、もっと短いセリフとかだけにすればよかったのに。と、思いました。
絵がものすごく語ってくれているだけに、
ちょっと状況説明が多すぎてくどく感じました。

色の使い方が面白かったです。最初のうちは不安を強調するような青っぽい色のバックで、
気心の合う友だちに出会ってからのバックの色は、黄色っぽい入りに変わります。
もしかしたら、作者は心理学なども勉強していたのかもしれませんね。
ぬいぐるみたちがたくさん出てきますので、こういうふわふわのぬいぐるみが大好きな人たちに。、特にお薦めします。

図書館でクマ君たちの心配そうな表情に惹かれて借りてきました
夜明けのおもちゃやさんのくまのぬいぐるみたち
みんなが寝ているのに、ぱっちりと目を開けて不安そうなくまくん
でも誰の言葉がけにも反応示しません

突然わけのわからないところに連れてこられたら、どうなっちゃうのだろうか・・・
不安で押しつぶされそうな気持でいっぱいで、話しかけられてもどう返してよいのかさえわからない・・・

子どもってこんな時あるよなぁ〜いやいや大人だってある

こんなことを考えながら、ふと急に学校へ行かれなくなったときの長男を思い出しました

きゃらめるくまちゃんみたいな子がいたら、きっと安心出来たのかな・・・