バンビに出てくる子うさぎ、とんすけのお話です。
ディズニーの絵本ということで、絵がとてもきれいでわかりやすいです。
とんすけが、はりねずみの女の子に出会い、お友だちになろうと一生懸命誘いますが、恥ずかしがりやのはりねずみは黙ったまま、お返事してくれません。
パパの「ちくちくちゃんは、きっとはずかしがりやさんなんだ。だいじょうぶ、いい おともだちになってくれるよ。」という言葉を聞いたとんすけは、嬉しくなって妹たちとぴょんぴょんとおにごっこをして遊びます。
その笑い声をきいて草むらから出てきたはりねずみの女の子、小さな声で「あのね、あそびましょ!」と言うことができました。
とんすけと、いもうとたち、はりねずみは、なかよく いっしょに遊びました、というお話です。
恥ずかしがりやのはりねずみに共感できるところも多く、勇気を出して「あそびましょ」と言えたときには、母親のような気持ちでうれしくなってしまいます。
とんすけも、はりねずみがお返事してくれなくても、何度も誘いに行く姿に、感心してしまいます。
幼稚園でも、お友だちといろんなことがあると思いますが、純粋に「あたらしいお友だちができるって楽しい!」ということを感じてもらえればいいな、と思います。