「なないろのプレゼント」 みんなの声

表紙の髪の毛まで虹色に染まった女の子があまりにも可愛かったので図書館から借りてきました。あかに、だいだい、黄色、緑、青に、藍色、そして紫の７色の虹色マフラーがあったかくていい気持ち♪ななちゃんの大事な宝物が、寒くてたまらない人たち首を暖めて最後には、無事にななちゃんの元に返ってきてよかったです♪みんなに幸せを運んでくれるななちゃんの大事な宝物の虹色マフラーですが、裏表紙のゆきだるまさんにもななちゃん貸してあげたのかなあ？と、思いました。

ななちゃんの宝物はサンタさんにもらったにじいろのマフラー。そのマフラーをなくしてしまい…！？
飛んでいったマフラーはみんなをやさしくあたためてくれています。寒いと思ったもののところへ飛んでいくのかな。
最後にはもちろんななちゃんのところへ帰ってきてくれるのですが。
とてもあたたかそうだなー。
うちの娘もにじが好きなようです。マフラーを身につけたものたちがにじいろになるのを嬉しそうに指さしていました。

恥ずかしながら私、この本で虹の七色を正確に知りましたよ…。自分が無くした大事な物でも、何処かで誰かの役に立っていると思ったら、無くしてしまった事も悔しくはありませんね。ななちゃんのはちゃんと戻ってきたからよかったですね…。

不思議なマフラー

このマフラーは寒い人がいると温めてくれます。
人だけじゃなかったですね。
木や動物。それにお地蔵さんまで。

おばあちゃんの心優しい雰囲気も出ていて
読むだけでほっこり気分になれる１冊です。
息子もとっても気にいっていた様子で
何回も何回も読まされました。

雪が降り出しそうな寒い朝、ななちゃんがサンタさんにもらった
「にじいろマフラー」をおばあちゃんにみせたくて、
一人で歩いていました。

でも、急いで走って行ったからか、おばあちゃんの家にに着いた時
にじいろマフラーがなくなっていました。

悲しくって泣いているななちゃんに、おばあちゃんは
「それは大変だこと。でも、もう少ししたらきっと戻ってくるわ」と
慰めてくれます。

「きっと寒くてたまらない人たちの首を、暖めてるんじゃないかしら」と
おばあちゃんがいうので、二人で探しに出かけるのです。

そして、おばあちゃんの言う通り、寒くてたまらない◎◎や△△を
暖めているのを発見します。

ふんわりとした松成真理子さんの絵と、「にじいろマフラー」の
お話は、決して派手じゃないけれど本当にあったかいです。

外は寒いけれど、あったか〜くなれました♪