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まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

たまごにいちゃん」 みんなの声

たまごにいちゃん 作・絵:あきやま ただし
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2001年09月
ISBN:9784790250708
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 177
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177件見つかりました

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  • 成長を見守るということ

    息子も私も大好きな絵本です。
    シリーズも豊富なので、ほとんど読みました。
    素直で飾らず、子どもらしい「たまごにいちゃん」大好き☆

    そして、親目線で印象深かったのは、まだまだ甘えたいので殻を割ろうとしない「たまごにいちゃん」に対して、お母さんが全くの自然体で接していることでした。

    私だったら・・・焦りや心配を表に出して叱ったり、教育的なことを言ってのけたりして、どうにか殻を割る方へ、みんなに成長を追いつかせようと必死になるのでは?
    自分に置き換えて考えました。

    そして、殻が割れた日、お母さんが言った一言は
    「とっても すてきよ」。
    「たまごにいちゃん」はこの一言で、甘えられなくなったことに不安を抱きつつも、成長を喜びと自信に変えることが出来たんだと思います。

    こんなふうに自然体で成長を見守れる親でありたい!
    そう深く思いました。

    ユーモア有り、子どもも大人も感じるモノ有り!
    傑作だと思います。

    3歳頃〜園児さんにオススメします。

    投稿日:2011/11/25

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    5
  • こんな気持ち、絶対ある!

    4歳で兄となった息子に読み聞かせました。
    目立った赤ちゃんがえりやヤキモチがなかったので、
    教育的な効果などを期待せずに読みました。

    でも、恥ずかしそうに聞いている息子の姿を見て、キュ〜ン!!
    態度には出さなかったけど、こんな気持ちだったんだ!
    でも、それは恥ずかしいことだと思って我慢してたんだ!
    いまさらながら、お兄ちゃんとして頑張ってきた息子がかわいくてたまらなくなりました。

    息子自身も、こんな恥ずかしい気持ちを持っているのは自分だけじゃない、って
    わかって、とてもうれしかっただろうと思います。
    でも、やはり恥ずかしいのか、もう読まない、と言っています。

    私も息子も、もう何度も読むことはないと思います。
    でも、私は子育て期、息子は幼児期を思い出した時、
    気持ちの中に残る1冊になったと思います。
    子供が気に入って何度も読んでもらいたがるのもいい本だと思いますが、
    こんな出会い方をする本もいい本だな、と思いました。

    投稿日:2012/01/28

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    3
  • 上の娘の甘えと、赤ちゃんの子育てと

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    去年妹が生まれて、
    まだたった2歳の上の娘に、
    知らず知らずのうちに“お姉ちゃん”であることを要求していないか、
    抱っこして欲しがっているのを我慢させてばかりいないか、
    それはそれは酷かった赤ちゃん返りを
    心のどこかで責めていなかったか、
    何だかしんみりしてしまいました・・・。


    まだ赤ちゃんでいたかったんじゃないかな、
    妹なんてまだ欲しくなかったんじゃないかな。
    でも、妹をとっても可愛がってくれて、
    お姉ちゃんぶりたい時もあって、
    時には妹を疎ましく思ったりしながらも、
    すごくすごーく頑張っていてくれる。

    下の子が生まれる前の写真を見ると、
    ビックリしてしまうくらい本当に本当に幼い顔をしていて、
    ほんの数ヶ月で成長して自信を持ったような今の娘の顔が、
    私もとっても誇らしい。

    そんな気持ちになって、
    2人をギューっと抱きしめてあげたくなりました。

    笑えてしまう面白い絵本なのだけれど、
    私にとっては何だか深い絵本です。

    投稿日:2011/01/21

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    2
  • すべてのお母さんに読んで欲しい絵本

    • モコママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    最初に読んだ時は、絵も内容もかわいいお話だなぁという感想だったのですが、表紙の裏に書かれたあきやまただしさんのコメントを読んで、この絵本の奥の深さに気が付きました。たまごにいちゃんは誰のお子さんにもあてはまると思います。親としては、早く殻を破って自分で何でもできるようになって欲しいと焦る気持ちがあります。ただ、いつかは子供は自分で、もう卵ではいられないと気がついて巣立っていくものなのですね。だから息子が自分ですべての殻を破るまで、にわとりのお母さんのように暖かく見守ってあげたいなぁと思いました。

    子を持つお母さんなら必ず共感できる絵本なのでぜひお母さんに読んでいただきたいです。感動しました。

    投稿日:2009/04/22

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    2
  • 成長を見守るということ

    5歳の娘に読みました。

    ちょうど逆上がりができるようになったり自転車に乗れるようになった時期で、ぐんぐんと自信をつけてたくさんのことをひとりでできるようになってきた娘にぴったりの絵本でした。

    まだ赤ちゃんのままでいたい…ママに甘えていたい…、そんな思いを抱えながらも日々、勇気を出して外の世界に飛び込んでいく娘に重なりじーんとしてしまいました。

    たまごの殻を破るのはそれぞれのタイミングでいいんですよね。無理して破ることはしないであたたかく見守るお母さん。たまごにいちゃんは自分の意志とは関係なく殻が割れてしまいましたが、それでも泣いたり落ち込んだりしていないのは、もうそういう時期だったんでしょう。

    「とってもすてきよ」とお母さんに優しく認めてもらえて、自然と成長できたたまごにいちゃん。理想の子育てだな〜と感じました。こんなお母さんのように、子どものありのままを受け入れられるお母さんでいたいと思います。

    投稿日:2020/07/02

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    1
  • 長男だけでなく三男も!

    • みきけいさん
    • 40代
    • せんせい
    • 大阪府
    • 男の子15歳、男の子13歳、男の子7歳

    初めて読んだ時から大好きなシリーズです。
    たまごにいちゃんの丁寧な言葉遣いや、たまごの中にいるお兄ちゃんをそのまま認めているお母さんや弟の姿も、ハッとさせられます。

    うちの長男はまさしく「たまごにいちゃん」的な存在で、今では高校2年ですが、「おにいちゃんだから・・・」とは言わずに育てたせいか、≪自由奔放な長男≫と≪我慢する次男≫になってしまいました。

    次男は中学2年生。まだまだ我慢をしながら成長しています。

    三男は小学2年生。
    少し離れたお兄ちゃんたちに囲まれ、いつまでも自分が赤ちゃん状態にあることに満足しきっています。

    長男が「たまごにいちゃん」だった時は、成長とともに絵本のたまごにいちゃんみたいに自然とおにいちゃんになりましたが、一番下の三男が小2の今でも卵の中にいて焦っていない状態には、ほとほと考えさせられます。弟や妹ができたことによって、自然と精神的に自立できるって素晴らしいと思います。

    「たまごにいちゃん」を一緒に読んでも、楽しく笑っている三男がお兄ちゃんになるのは、いつのことやら。

    投稿日:2011/04/12

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    1
  • 微笑ましいです。

    赤ちゃんからお兄ちゃん(子供)に成長する過程の気持ちを
    コミカルに描いてあって、とっても可愛い話でした。

    中でも素敵なのが、お母さんが決して、赤ちゃんでいることに対して
    責めないところです。
    そして、最後に、たまごにいちゃん自身が水たまりに浮かぶ自分の姿
    に納得するところが素敵です。
    まさに一皮剥けるって感じですよね。

    投稿日:2010/12/20

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    1
  • たまごにいちゃんは子ども心の代弁?

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子1歳

     読み終わったら6歳の娘が
    「かわいそう」
    と一言。
    「なんで?」
    と聞くと
    「からがわれたくなかったのにわれちゃったから。」
    との答えでした。
     それを聞いて、子どもがまだまだ甘えたいと思っているのに、無理矢理親離れさせるのって酷かな…とちょっと考えさせられました。子ども心を考えさせられる絵本です。

    投稿日:2008/11/17

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    1
  • 思春期の中学生にもお薦めです

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子14歳

    中学校でよみきかせをした方の報告で、対象は3年生、テーマは「進路」何冊かの合間に、この「たまごにいちゃん」を読んだのだそうです。そうしたら「なんで絵本なんだよ〜」とあからさまにバカにしたような態度をとって、教室の後ろの方に居た男子生徒がいたそうです。ところが、読み始めたら、幼児のように身を乗り出してきて真剣に観て、感想文には「まだ未熟な時期で、受験を前にした不安定な気持を汲み取ってくれて、この題材を選んでくれたんですね」とあったとか・・・「おはなし会を通じて意外性を発見する事も本当に多いです。」ということでした。

    感受性の強い時期だからこそなのでしょうか。

    大型絵本を借りてきて息子に「どう?」と言ったら、「でけぇ!¥9,000!!高けぇ。う〜ん、微妙。あっ!あのへんしんトンネルの人か?」とのこと。次の日も気になるのか、また見て「殻ついてんじゃない?」(^^ゞなんか、惹きつける絵本のようです。

    投稿日:2006/04/09

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    1
  • じ〜ん・・・。

    2人目の子供が生まれて、つい「もうお兄ちゃんになったんだから!」と上の子に言っていたのを思い出し、読みながら
    涙が出てしまいました。明るい絵とかわいいキャラクター、
    内容も幅広い年齢層にいいのではと思います。

    投稿日:2003/05/15

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