息子も私も大好きな絵本です。
シリーズも豊富なので、ほとんど読みました。
素直で飾らず、子どもらしい「たまごにいちゃん」大好き☆
そして、親目線で印象深かったのは、まだまだ甘えたいので殻を割ろうとしない「たまごにいちゃん」に対して、お母さんが全くの自然体で接していることでした。
私だったら・・・焦りや心配を表に出して叱ったり、教育的なことを言ってのけたりして、どうにか殻を割る方へ、みんなに成長を追いつかせようと必死になるのでは?
自分に置き換えて考えました。
そして、殻が割れた日、お母さんが言った一言は
「とっても すてきよ」。
「たまごにいちゃん」はこの一言で、甘えられなくなったことに不安を抱きつつも、成長を喜びと自信に変えることが出来たんだと思います。
こんなふうに自然体で成長を見守れる親でありたい!
そう深く思いました。
ユーモア有り、子どもも大人も感じるモノ有り!
傑作だと思います。
3歳頃〜園児さんにオススメします。