「講談社 青い鳥文庫 おもしろい話が読みたい！（青龍編）」 ママの声

お目当ての読みたい話があったので読みました。
でも、はじめて読むお話も楽しかったです。
名木田恵子さんの「真夜中の魚たち」はやや年齢層が上の話かもしれません。
個人的には「星のかけら」の詩緒里と「天使のはしご」の生絹が出る話は興味深く読めました。

黒魔女さんが通る！！は１巻からすでに話がすすんでいるので（それでも理解できるけど）、その前の０巻ともいうべき作品。黒魔女チョコとギュービッドの出会いが書かれていて、チョコの意外な初期のイメージや、本編とはちょっとだけ印象の違う舞ちゃんたちも出てきます。しかも、珍しくおとなしいメグの姿も見れます。それにはもちろん理由があるのですが、、、、。黒魔女さんが通る！！の前に読んでもらいたい本です。

いろんな作家さんの短編集なのですが、他の作家さんたちの話も面白い。「真夜中の魚たち」なんかは子供相手とは思えない重い話ですが、とても読み応えがあります。

おすすめです。