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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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ねこのなまえ」 みんなの声

ねこのなまえ 作・絵:いとう ひろし
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年05月
ISBN:9784198621735
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 38
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  • ぽかぽかした中に大事なことが隠れてる

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    いとうひろしのほわわんとした絵が、春のぽかぽかした感じを上手く出していて、とても感じの良い絵本になりました。
    名前って、魔法のお話でもキーワードになっていることが多いように、一人一人にとって、とても大事なもの。
    ねこくんが名前をもらったってことは、初めてこの世に登録されたという証なのかもしれません。
    一緒に読んでいた娘は、「本当に名前って大事よね〜」としみじみした様子。
    とぼけた感じのセリフや絵で綴りながらも、大事なことをぽろっと読者の胸に落としていくような絵本です。

    投稿日:2007/01/26

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  • 春はほのぼの

    いとうひろしさんの本は、とってもほのぼのとしたムードで
    溢れていて、でも、奥深いメッセージをじんわりと感じられるから
    読み終わったあとに、あたたかい感動が残るのでしょうね。
    この本もまたそんな本でした。

    春いっぱいのねむくなるような午後の野良猫との会話。
    でもその会話によって、さっちゃんは気付かされます。
    名前の大切さに。
    そして読んでいる私達も、はっとさせられます。
    自分に名前がなかったら・・・
    たしかにそれは、足元にぽっかりと穴があきそうです。

    持っていて当たり前だから気にしたこともなかった名前。
    親が一生懸命考えてつけた名前。
    子どもといっしょに名前のありがたさについて考えることの
    できる1冊です。

    投稿日:2007/01/19

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  • 名前があるということ

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    ある春の午後、公園に向かうさっちゃんは1匹のねこに出会います。そのねこがさっちゃんにお願いをします。「ぼくになまえをつけて」と。さっちゃんははたと考えます。名前がないってどういうことだろう? 適当に名前をつけようとするさっちゃんにねこはダメ出しの連続。さんざん考えた挙句、思いついた名前とは…。
    名前って、当たり前なものだけに、ちょっと考えさせられました。さっちゃんにつけてもらった名前を「呼んで」というねこが可愛くて切なくて、胸がキュンとなりました。すてきな名前をつけてもらってよかったね(^-^)

    投稿日:2006/12/16

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  • はじめぐふふ。おわりじ〜ん。

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、女の子10歳、女の子5歳

    図書館の新しく入った本のコーナーから、大好きないとうひろしさんの新刊絵本を見つけ、借りてきました♪(新刊といっても、5月に出たみたいです。もっと、早く読みたかった〜!)

    公園で出あったのらねこに、お願いをきいてほしいと、声をかけられたさっちゃん。
    最初は無視して通り過ぎようとしますが、ねこが真剣な顔で「名前をつけてほしい」と頼むので・・・???

    す、すごいです!
    さすが!いとうひろしさん☆

    あの名作童話『ごきげんなすてご』のノリで、やはり名作絵本『だいじょうぶ だいじょうぶ』のような感動を与えてくれます!

    つまりですね・・・
    のらねことさっちゃんの、軽快な会話にくすっとかぐふふとか笑ってるうちに・・・いつのまにか、じ〜んと心の中が熱くなっているんです!

    あるのが当たり前だと思ってる名前・・・でも、誰か(普通は親ですね)が、一生懸命願いを込めてつけてくれたんだなあ、ということが小さい子にも、ちゃんと伝わります!

    春にちなんで楽しい色使いのこの絵本、ぜひ、新しい友達と出会い、お互いの名前に会話がはずむ、新年度(4月)に読んでほしいです♪

    PS.てんぐざるさんだけじゃありませんよ〜(笑)!私も、しっぽのこと愛しくて、抱きしめたくなりましたよ〜。

    投稿日:2006/10/08

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  • 新しい名前を喜ぶ『しっぽ』が愛おしい。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子11歳、女の子5歳

    本当に「いとうひろし」さんの絵本は、私を裏切りません。
    久しぶりにいとうひろしさんの新刊を見つけました。といっても、2006年5月発行とありますので、少し前に発行されていたんですね。(最近、忙しくてすぐに気づきませんでした。残念。)
    すごく単純な題名で、特に目を引く表紙でもありませんが、内容は素晴らしかったです!
    さっちゃん(主人公)が、ある春の晴れた日に、一人で公園に向かおうとしていると、通りすがりののら猫に声をかけられます。
    「ぼくのおねがい きいてくれませんか」
    彼(のら猫)のお願いとは、自分の名前を付けて欲しいと言うこと。さっちゃんは初め、適当に思いついた名前を言いますが、彼(のら猫)と話しているうちに、だんだん真剣に名前を考えるようになります。
    その経緯を、小さな子どもにもわかりやすく描がいてあります。
    最後に、さっちゃんから付けてもらった名前を、何度も呼んで欲しがるのら…いえ、『しっぽ』に何とも言えない愛情がわくのは、私だけでしょうか?
    とっても素敵な、春の日の出来事を描いてくれている絵本でした。

    投稿日:2006/09/19

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  • 最近読んだ絵本で1番かも

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    読んでいる途中でも、読み終わっても、じーんとして胸がきゅんとします。
    息子も好きだと言っています。

    絵がとにかくかわいい!
    後ろの絵にもドラマがあったりします。
    文章もくど過ぎず、あっさりし過ぎず、読んでいて心地いいのです。
    表現のしかたが、とてもおしゃれで素敵です。

    読み聞かせに絶対、持って行きたいと思いました。
    子どもたちにも、名前の由来を家族で話すきっかけになると思います。
    きっと、自分がどんなに愛されているかを実感できると思います。

    わが子の名前は、辞書で漢字の意味を調べながら付けました。
    二人とも、読み方が変わっていて、まずその通りに読んでもらった事はありません。
    娘も息子も、いちいち訂正するのがめんどうと怒っています。
    でも、名前に込めた思い通りに育ってくれたと思っています。

    投稿日:2006/08/15

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  • 名前に込められた想い。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    「ごきげんなすてご」シリーズにはまり 同じ作者のこの絵本に辿り着きました☆
    さっちゃんが公園を散歩してたら 野良猫が話しかけてきました。
    「ぼくに名前をつけて欲しいんです。」って…
    『ノラ』とか『ネコ』とか『ドロボウ』なぁんて呼ばれたりしてるけど
    本当の名前が無いんですって。
    さっちゃんは このみすぼらしい野良猫に 色んな願いを込めて『しっぽ』という名前をつけました☆
    しっぽは さっちゃんに何度も呼んでもらって 何とも云えない幸せを味わっているようでした。

    子供の名前をつける時 どんな願い・想いを込めて考えたかを懐かしく思い出しました。
    もうすぐ私も帰省して ○○君・さんのお母さんではなくて…△△ちゃんと呼ばれます。
    3?年前に 願いを込めて付けられた名前☆
    しっかり感じ取ってこようと思います。

    投稿日:2006/07/31

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  • 名前

    3さいから、となっていますが…
    この絵本は、真からとらえるには、すこうし3才では難しいかな?
    うちの年中児に読んで聞かせましたが、あまり分かっていないよう。
    ただ、絵が可愛らしく、主人公のさっちゃんと、ねこのセリフがユーモラスなので、
    深いところまでの理解は難しいでしょうが、それなりに楽しんで聞いていました。

    名前のない、のらねこと出会ったさっちゃん。
    「自分に名前をつけてほしい」とと頼まれます。
    最初は無視していたさっちゃんですが、「自分にもし名前がなかったら」と考えてみて、体がぶるっと震えます。
     自分から、「さっちゃん」をとったら、その子は誰になるの?
     誰でもない自分て、どんなかんじ?
    さっちゃんは、足の下に、深くて暗い穴がぽっかりあいたような気持ちになります。

    自分の名前の由来に興味が出てきた頃に、読んで差し上げて欲しい一冊です。
    名前とは。
    人間は、名前と、いつもぴったりとよりそって生きているので、その価値、と問われても、まるで空気のようで、深く考えることはないかもしれません。
    けれど、大人も子供も、時には少し立ち止まって考えてもらいたい。
    名前は、親から子への、最初の、そして最大のプレゼントなのですから。

    いとうひろしさんの、やさしげなかんじがよく出ている絵本です。

    投稿日:2006/07/10

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