「隣の芝生は青い」ってことわざがありますが、それをお話にしたような絵本です。
おじいさんの愛情溢れている小さな小さな庭に咲いている
ひなぎく。でも隣をのぞいてみると、そこにはお金持ちの豪華な整然とした庭が・・・
お隣の庭に憧れ、おじいさんに頼みこんで隣の庭にうつしてもらったひなぎく。
そのひなぎくに運命は・・・
幸せが近くにある。そんなことに気付かせてくれる内容で、心温まる絵本です。
タンポポなど庭に生きている全てのものを大切にする優しいおじいさん。
そんなおじいさんにとっても憧れます。
おじいさんのように私ももっとお庭に愛情を注がなければ・・・なんて思ってしまいました。
大人の私にとってはバーナデットの挿絵の美しさなど感動いっぱいの作品でしたが、息子の反応はいまいち。
まだこの絵本をよむには少し早かったようです。
もう少し大きくなったときに読んであげたいと思いました。