結構長いお話なので
年長さん以上かなぁって思いつつも
内容的には大人向けかなって思います。
主に登場するのは
ちいさなクマと
ちいさなトラと
ちいさなブタ。
この三者の関係に似たようなものを
実際の大人の関係で見聞きしていただけに
そういうのに置き換えてしまって
かなりウンザリしてしまいました…。
純粋に読んでいればまた違った感想を抱けたんでしょうけど
クマくんの立場で見てしまうと
いい加減でお人よしなトラにも、
わがままだけど、多分寂しがりなブタにも
憤りを感じてしまいました。
最後の最後でライオンさんが
かなり手厳しいことを言っているのに
全然堪えていないトラくん・・・。
まさに現実と一緒だなぁ・・・と。
かなりリアルな絵本なのかもしれませんね。
そういうドロドロを知らない子どもには
どういう風にうつるんだろう、とも思いつつ。