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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ブータン自信を持っておすすめしたい みんなの声

ブータン 作:太田 大八
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1995年
ISBN:9784772101288
評価スコア 4.5
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  • ブタは食べ物ではありません

    農家のベンさんは、村の野菜比べ大会で入賞し、ご褒美に子豚をもらう。ベンさんは愛情たっぷりに子豚を育て、子豚はどんどん大きくなり…

    家畜、というと食べたり、換金する道具のように扱われているが、本当は生き物はどれもかわいい。嫌がる動物を何も殺して食べなくても、十分に健康な生活ができるほど、地球には他に食べるものがある。
    私は最近、子ブタと遊べるマイクロブタカフェで、子豚と触れあってから、すっかりブタファンになった。ブタは賢い生き物で、きちんと躾ができて、犬のように芸をしたり、猫のように気分を表現したりする。自分の意思を持って行動し、体に触ると温かく、剛毛がゴワゴワしているのに、まつ毛が長くてチャーミングだったりする。

    ペットは家族や友達だから、普通は食べたりしない。
    ブタに触れあってから、私はブタは友達だと思えた。友達を殺して食べたりしない。それからはベジタリアンになった。
    (出先で肉料理を出されたら、仕方なく食べる。食べるのを拒否しても、殺された動物は生き返らないから)

    農家が、採算がとれる商売で、近所の人達とうまくやっていけるのなら、農家でもよかった。この絵本のように、幸せな農業をしている人がもっとたくさんいたら、人間も動物も幸せになるのだろうと思う。心にも、生活にも余裕があれば、環境に配慮した生産活動もするのかもしれない。
    今の農業や畜産業、動物に対する問題を考えさせられる。

    この絵本のように、素晴らしい生活が、あらゆるところで実現することを切に願う。

    投稿日:2021/04/11

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  • 幸せなブータン

    ベンさんのブータンを思う愛情が伝わってきて凄く感動した私でした。でも、豚肉を頂いている私には、複雑な思いもありました。ベンさんが、ブータンを家族のように可愛がって育てたのがわかるので、食卓で頂く食べ物には、当たり前なのですが感謝していただくようにしますと思いを強くしました。「命をいただく」ので、これからも「ありがとう!」と、感謝していただきます。

    投稿日:2016/10/12

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  • ブータンの飼い主さんに深く共感できた一冊

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    9歳息子のオススメで、4歳娘と三人で読みました。

    息子は保育園のときに読んでとっても面白かったと、
    今でも記憶に残る一冊のようです。

    なんだか外国の絵本のようなタッチですが、
    作者は日本人の太田大八さん。

    ペットだったブータンが大きくなりすぎて、
    博覧会で大活躍をするも、
    お役人さんたちに食べられそうになってしまうというとんでもないお話!

    我が家は動物を飼ってないけれど、
    おばあちゃんちの犬を心の底から大切に思っている息子は、
    大憤慨でした。

    「そんなこといって、アンタ、札束もらったら、
    心が変わって、コジ(犬)を売っちゃうんじゃないのぉ〜」と言うと、

    「絶対そんなことはしない!!!」と固く宣言した息子でした。

    小動物をこよなく愛する我が家の息子、娘にとっては、
    家族の一員として動物を愛する主人公の気持ちが、
    とってもよく伝わってきて、なおかつ共感できる一冊。
    なるほど息子のオススメの一冊になるわけだなぁと納得でした。

    投稿日:2015/11/27

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  • ブータンのしあわせ

    小学校4年生の読み聞かせに使いました。
    ぐんぐん大きくなっていくブータンにびっくりしながら、どこまで大きくなるのか楽しくもなってきました
    博覧会の主役であっても、ブタはブタ。
    丸焼きにしようという主催者、役人たちの思いと、ブータンを家族のように育てたベンさんの怒りがぶつかります。
    ちょうどクラスで『いのちをいただく』を紹介された後だそうで、先生から「命を考えること」がテーマだと、まとめていただきましたが、この絵本の奥深さに気づかされました。

    投稿日:2015/02/23

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  • しあわせな ブータン!

    太田大八さんの絵本は、絵を見ているだけで、楽しくて、お話がでてきます。 色も優しいのでベンさんとブータンがどんなに仲良しで、大切かが伝わります。
     
    ブータンは大きくなってみんなから博覧会に出したいと言われ、しかたなく 汽車に乗り、博覧会場へいきました。

    何しろ 世界一おおきな ぶた!

    ペンキで花模様書いてもらっ、でも・・・役人達は博覧会が終わると、ブータンを丸焼きにして食べると言うのです。

    えっ!

    ベンさんの怒ったこと!
    そりゃそうですよね!
    なんといっても ベンさんは、ぶーたんのことがすきなんです。

    なんという役人達と、腹が立ちますよ!

    ベンさんがんばたね!
    大きな声で「ゼッタイ オコトワリ」

    すっとしました。
    ああ〜よかった! 子どもたちとつな引きしたり、子どもたちを乗せて散歩・・・・
    いいな〜 子どもたちも ベンさんも もちろん ブータンの幸せそうなかお!

    よかった よかった。

    すてきな絵本ですよ!

    (太田大八さんは、やまなしもぎの絵本も書いてられます。絵の感じが違うのですね)

    投稿日:2007/08/09

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  • ブータン、よかったね

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    ベンさんの作った大きなかぼちゃが、野菜大賞にえらばれて、
    ごほうびに子豚をもらいます。

    こぶたに「ブータン」と名前をつけて、ベンさんはとってもかわいがります。
    ブータンはどんどん大きくなって、牛よりも大きくなります。
    そのうわさを聞きつけた、大きな町の市長に頼まれて、博覧会に出すことになります。

    大成功に終わったあと、市長たちはブータンを食べようと話します。
    その後のページの絵にどっきとします。
    なんて残酷なのでしょう。
    ブータンは無事に村に帰り、幸せな日を送ります。

    私たちは、お肉も食べます。もしかしたら、だれかがとても可愛がっていたのかもと
    思うと、のどを通らなくなります。

    こどもをたくさんのせたブータンの笑顔が最高です!

    投稿日:2006/12/11

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