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桂三枝の落語絵本シリーズ(3) 悲しい犬やねん」 みんなの声

桂三枝の落語絵本シリーズ(3) 悲しい犬やねん 作:桂三枝
絵:黒田 征太郎
出版社:アートン
税込価格:\1,650
発行日:2005年11月
ISBN:9784861930201
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,602
みんなの声 総数 5
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  • 創作落語やテレビなどでお馴染みの桂三枝師匠が送る落語絵本。
    現代の大阪の片隅で生き抜く野良犬の、仁義なき戦いを描く。
    まんだらの安がブラックの親分に敵を討って欲しいと、話を持ち込む。それを実行しようとすると意外な顛末に…笑って笑って泣いて、どんでん返しのサゲが見事な師匠の落語を思わせる、素敵な絵本。
    やや大人向けかも。

    野良犬を人間に見立てて書いているが、これは人間そのものの話だと思う。一人の身勝手な行為によって、相手の人や関係者各位が大いに傷つき、迷惑していく様子や、結局非力な者にはどうすることもできない虚しさなどが感じられて哀しい。誰もが幸せになりたいとは思っている。ただ、自分だけ幸せになるのか、関係者が全員幸せになる方法を模索していくのかの違いは大きい。
    野良犬が捕獲され、殺処分されていく現実を思うと、この話は身に染みる。これが自分の立場だったらどうだろうか。この絵本に出てくる大人の野良犬たちのように、覚悟を決めて過去を捨てて生きて行けるか?人間性を試されている気がした。

    投稿日:2020/07/04

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  • 落語にはまりました

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子8歳、女の子7歳

    落語にふれるのにぴったり、小難しいイメージの落語ですが、そんな雰囲気を感じさせません。文字がとても多いので、幼児とかよりは小学生むきの絵本というイメージ。でも読んであげるなら、幼児でもテンポよく読めばお話を楽しめそう。本当の落語をこの絵本のあとに子どもと一緒に聞き、こんなに早く話が進んでいくんだとびっくりしました。でもだからこそ、長くても飽きずに楽しめるのかな。新しい世界が広がりました。

    投稿日:2020/05/06

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  • 悲しくも雄々しい野犬たちの話

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    桂三枝の落語絵本シリーズ第3巻です。
    回を追うごとに三枝さんの落語絵本はテンポがよくて、絵本として見応えのあるものになっていく気がします。
    けれども、文章がやはりずべて落語調なので、
    読み聞かせなどに使うときはよほど練習しておかないと、この面白い語りが白けたものになってしまうので、気を付けてください。

    人間のエゴで捨てられた野犬たちの「悲しくも雄々しい生き方」にスポットを当てています。
    所々に従来の落語らしいやり取りも入っていて、落語の入門編としてみても楽しい物語だと思います。
    お薦めは小学校高学年から中高生のお子さんたちです。
    (もちろん大人にもお薦め)
    この作品を読んで、今は日本はペットブームですが、自分たちが飼っている動物は最後まで愛情を持って世話してほしいな〜と、改めて思いました。

    投稿日:2011/12/29

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  • 創作落語

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    落語というと昔から伝わる古典落語のイメージが強いのですが、これは現代の話をネタにした創作落語。
    なので、堅苦しくもなく、最近の時事ネタが織り込まれていたりするので、とても読みやすいです。
    2005年に出版された絵本ですが、不況だの、ドギーバッグだの、最近話題になっていることが取り上げられていて、まさに今のお話といった感じでした。

    内容は、自分の娘に子供を作らせた犬に、敵討ちをとるというもの。
    ちょっと物騒な感じもしますが、これが全然!
    次々と飛び出すダジャレ、まさかの展開、もう面白くてたまりません。
    落語ならではのテンポのよさも気持ちいです。

    読み終わって何だかとっても愉快な気分に。
    表紙をみると、あら?これシリーズもの?
    落語絵本、またまたはまりそうな予感です。

    投稿日:2009/03/11

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  • おもしろい!

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    テンポよく進んでいきます。
    声に出して読んでみると、なかなかこのテンポどおりに読めません。
    息子も、このシリーズが大好きです。

    黒田征太郎さんの絵が、それぞれいい味をだしています。
    この絵本は、特にぴったり合っていると思います。

    落語っておもしろいと、初めて知りました。

    ロボット犬に取って代わられるなんて、ちょっとかわいそうですね。

    投稿日:2006/08/08

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