ぼくのおとうさんはすごい!と思ってくれる時間なんか、あっという間に
通り過ぎてしまって、
本当にそんな時ってあったのかどうかさえ判らなくなりそうなお父さんへ
たまには絵本を手に取って、
あの頃を思い出しましょう。
素敵なかけ声を、声に出してみましょう。
忙しくてなかなか一緒に遊べなかった時、
なぜか公園に一緒に行ったことがあるでしょう
何をしたかは忘れていても、ギュッとにぎった小さな手の感触は
今も残っているでしょう。
その手の中の小さな手に向かって
「えいっ!」と声をかけてください。
クマの子のような、少しだけませたあなたの子どもが
一瞬、その場に現れますよ。
もし可能なら、大きくなった息子に読み語りをしてみてはいかがですか、
この本で。