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日本には、この作者の本はあまり翻訳されていないようですが、作者・バーサンスレンさんはモンゴルではとても有名な児童文学作家でであり、挿絵画家だそうです。(モンゴル内の教科書に彼女の作品が多数載っているんですって) 題名通り、この絵本はモンゴルの遊牧民の生活を描いたもので、生まれたばかりの男の子の成長に合わせて、モンゴルの草原に生きる人たちの1年を、伝えてくれるものでした。 独特の絵柄が何ともいえず素敵なのですが、メリハリのあるストーリーではないので、お子さんによっては好き嫌いが出てしまうかもしれません。
投稿日:2008/04/20
モンゴル人の子どもゲルが生まれてから1歳になるまでのお話です。モンゴル人は子どもを大切にする民族だということが伝わってきて、とても好感を持ちました。 ゲルがお母さんのお腹にいる様子を「かあさんのやさしさで いっぱい ぼくが どんどんおおきくなり」という表現から、子どもを愛する気持ちが伝わってくるのを感じました。 モンゴルのことは、井上靖の「蒼き狼」を昔読んだぐらいですが、モンゴルの人たちの普通の暮らしぶりが、この絵本を通じてよくわかりました。
投稿日:2007/08/12
モンゴルで生まれたジルの1歳までを、モンゴルの暮らしもあわせて描かれています。 他の国の暮らしを知ることが出来ることが、絵本のよさの一つです。 子どもの頃から、他の国を知ることは大切です。 どの国でも子どもの誕生は、何にも勝るうれしいことです。 大事に育てられています。 絵の色合いが素朴でいて、鮮やかで素敵です。
投稿日:2007/03/29
モンゴルの遊牧民のお話です。絵も、日本の顔や服とはちょっと違うし、ゲルという家も、私たちにはなじみがなくて、それに、家を季節によってかえる遊牧民についても、なじみがないので、そういった文化に触れるのに、いい本だと思います。何気なく図書館でかりたんですが、6歳の子どもは喜んでみていました。私も、「へーそうなのか」とめずらしくて、ためになりました。
投稿日:2006/07/18
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