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火の笛 」 みんなの声

火の笛 作:西口 克己
絵:田島 征彦
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:1980年
ISBN:9784494024087
評価スコア 3.67
評価ランキング 46,172
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  • 西口克己氏は京都の伏見の人で この祇園祭絵巻は 映画化されました。映画は見ていませんが このお話を読んでいると歴史が実によく分かり 京町衆の 祇園祭への意気込みが見えてきます

    応仁の乱 人々は厳しい年貢の取り立てに苦しみ 一揆を起こして幕府と戦ったのだ!

    京都に生まれ育った私は このお話の中に出てくる言葉に惹かれて読みふけりました
     
    東山山荘 銀閣寺 当時の人々は百姓として働き 年貢を取り立てられて 困り果て  みんなで一揆を起こしたこと 争いは 血を見る恐ろしいもの しかし そうした一揆を起こさないと 生きていくすべがなかったのでしょう!

    一揆の根拠地 山科 今、私の 兄弟や 息子たちの住む山科の昔の歴史に釘付けになり読み進みました・・・・

    絵は田島征彦さん 町衆の争う姿 祇園祭の鉾を 組み立てる姿が 生き生きと描かれていて 話をひき立てています!!

    当時の人々の 目の輝きが 力強い生き方が よく分かります

    このお話の中に  呉服屋の 笹屋新吉と あやめの 恋の物語も描かれていて 人間の大切な物も感じました。争いの中に 人々が 何を大切にし 何に怒りを覚えるのかが よく分かり感動しながら読みました

     長いお話ですから 子供には少し難しいかもしれません 大人の絵本かな?

    「いまほど 京の町衆の心を一つにする大事な時はない。 そうだ。 祭だ! 祇園祭を、 わしらの力でよみがえらせよう。 」

    この言葉に 人間の力強さを感じ感動しました!

    絵は 人々の暮らしぶりがよく分かり赤ちゃんを背負うお母さんや 子供におしっこさせている絵なんか 生活感があふれています!

    鉾を組み立てる男たちは 喜びにあふれいきいきしています

     こうした祭が 人間のエネルギーをかき立てているのですね! この絵本は京都人として すごくよいお話でした!

    投稿日:2010/04/06

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  • 祇園祭の復興にかけた町衆の思い

    祇園祭って平安時代前期に始まって、応仁の乱で一度途絶え、1500年に町衆の手で再興されているんです。
    これは町衆が祭りを再興するためにどんだけ頑張ったのかが記されている絵本。
    祭りにかける京都の人々の思いがひしひしと伝わってきます。
    でも小学校高学年、あるいは中学生とかにおすすめです。ちょっと小さい子には難しい内容です。

    投稿日:2006/07/18

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