「ルラルさんのえほん(3) ルラルさんのごちそう」 ふつうだと思う みんなの声

図書館で借りて読んでみました。

ルラルさんは土曜日にごちそうを作ります。とってもおいしいので、みんなにごちそうしたくなりました。
だけど、みんな勝手に食材を食べてしまいます。
ルラルさんは怒って…

みんなで一緒に食べる事の良さが伝わってくる絵本です。

料理作りを楽しみにしているルラルさん。
誰かにもこの料理を食べさせたいと思い立ち動物たちを招きます。
でもじっとしてられない動物達はお手伝い。
お手伝いしながら目の前の材料をついついそのままつまみ食いしていく動物達・・・
ルラルサンもつられて食べてたら〜『おいしい』
結局皆で作る前の材料をパクパク！
ラストはいったいどんな風に終わるのかなと思っていたら、皆で食べると美味しいと楽しく美味しくニコニコ。
食事は内容も大事ですが楽しく皆で食べるのが一番なのかもな〜って思った母です。

みんなで、ご飯を作るのかと思いきや・・・食べちゃった・・・
というお話です。
みんなで、食べると、シンプルでもおいしいもんね。
ちょっと極端なところもありますが、食育にもつながるお話かもしれません。

おもしろい絵と、題名の「ごちそう」にも目を引きました。ルラルさんの紹介から始まり、段取りいいお話の進め方で「次はどうなるんだろう」ってワクワクしながらページをめくっていけます。ほとんど料理を作らないルラルさんは土曜日だけは自分で作ります。そんな中動物達を食事に招待をしましたが・・みんな早く来てしまい、手伝ってくれることに。でもみんな作るどころか、材料をそのまま食べ始めてしまうのです。ルラルさんはさぁってどうするんでしょう！！ちゃんと料理はできるのでしょうか？？面白く、楽しい結末に思わず納得。いろんな動物達が出てくるページは子供達の好きな場面です。