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上のおばあちゃん下のおばあちゃん」 ママの声

上のおばあちゃん下のおばあちゃん 作・絵:トミー・デ・パオラ
訳:たかぎゆきこ
出版社:絵本の家
税込価格:\1,320
発行日:1988年
ISBN:9784900533004
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,473
みんなの声 総数 8
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  • 懐かしい気持ちに

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    トミー・デ・パオラというと
    どちらかと言えば、
    『まほうつかいのノナばあさん』などの
    ユーモアのある昔話のイメージが強かったのですが、
    この絵本は少し違い、命をテーマにした
    しみじみとした絵本でした。
    主人公がトミーだし、もしかしたら
    作者の自伝的な絵本に近いのかもしれませんね。

    わたしもひいばあちゃんの部屋に行くと
    いつもお菓子をくれ、一緒に水戸黄門を見た記憶があります。
    おばあちゃんは、ひいばあちゃんの介護をしながら
    仕事に出ていた母の代わりに育児もしてくれ、
    この絵本を読みながら、昔を思い出し、
    懐かしい気持ちになりました。

    投稿日:2020/08/24

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  • 敬老の日に読みたい本

     トミーには、おばあちゃんとひいおばあちゃんがいます。おばあちゃんは、一階の台所にいるので、下のおばあちゃん、ひいおばあちゃんは、二階のベッドにいるので上のおばあちゃんと呼んでいました。
     トミーが、おばあちゃんやひいおばあちゃんと過ごす休日の様子をたんたんと描いた絵本です。トミーがおばあちゃんたちをとても好きで、おばあちゃん達もトミーのことをとても温かく迎えてくれます。その様子に、こちらもとても温かい気持になります。
     ところが、ある日ひいおばあちゃんは、なくなってしますます。はじめは、そのことが理解できないトミーでしたが、おかあさんとの会話の中でその意味を知り、深く悲しみます。でも、その夜見た流れ星が、ひいおばあちゃんからのおわかれのキスだと、おかあさんが教えてくれます。
     人がなくなることを受け入れ、自分は生きていくことを静かに教えてくれる絵本です。

    投稿日:2011/09/05

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  • 初めて経験する家族との永遠のお別れ

     タイトルに???でしたが、手に取りました。
     トムおじいちゃんとおばあちゃん、そして94歳のひいおばあちゃんが同居している家へ遊びに行く主人公4歳のトミーのお話です。

     トミーの家から近いところに住んでいるこの二人のおばあちゃんの日々の様子が、トミーの目を通して描かれています。
     
     お年寄りを大切にしている家族の様子が温かく、トミーのひいおばあちゃんとの仲良しぶりも微笑ましい。

     そして、トミーは初めて家族との永遠のお別れを経験します。
     トミーの悲しみに寄り添い、なぐさめている言葉がみな素敵でした。

     特に悲しみにくれ夜空を見上げ、流れ星を見つけたトミーに掛ける「それはきっと、上のおばあちゃんからの おわかれのキスだったのよ」に、ウルッとしてしまいました。

    投稿日:2011/07/02

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  • 笑顔で介護する「下のおばあちゃん」すごい

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    この絵本はお孫さんにおじいちゃんおばあちゃんが読んでほしい作品です。
    ちょっと気になるところは、ご年配の方にはこの絵本が淡い色使いなので見づらいかなというところです。字の方は少し大きめに書かれているので、めがねを付ければ読めると思います。
    (ただ、最後にひいおばあちゃんもおばあちゃんも亡くなってしまうので、そのシーンが嫌でなければいいのですが…)
    小学校低学年くらいの孫(男の子)と、おばあちゃんとひいおばあちゃんとの交流を暖かく描いてくれたもので、
    おじいちゃんやおばちゃんは、孫にとってこういう存在であったほしいな〜。と思います。

    またすごいな〜と思うのは、ここに登場するトミーいわく「下のおばあちゃん」は笑顔で「上のおばあちゃん(ひいおばあちゃん)」の介護をしているところでした。
    実の親だとしても、介護を笑顔でするのは大変なことだろうな〜と、現実的に考えてしまいました。

    投稿日:2011/05/09

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  • 主人公の優しさ

    御婆ちゃんに対する主人公の優しさと愛情が伝わってくる素敵な絵本でした。そして、この主人公は本当に御婆ちゃん孝行の男の子だったと思います。御婆ちゃんにとって主人公の男の子と過ごす時間は本当に輝く時間だったと感じました。人は人である限りいつかは必ず他界するけれど、生きている時間の濃さが大切なのだと教えてくれた絵本でした。特別な所へ行かなくともこの絵本の主人公と御婆さんの様に楽しい時間を共にすることが大切なのだと思いました。トミー・デ・パオラさんの絵本は初めてですが感動しました。他の作品も是非見たいです。

    投稿日:2008/01/11

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  • じわじわと・・・

    人は生まれて、やがて星になる。
    3歳の娘にもなんとなくわかるようです。

    おじいちゃん・おばあちゃんがいて、お父さん・お母さんがいて、そして自分(子供)へとつながっているんだ〜ということが絵本を通して感じられます。

    小さかったトミーが、最後に成人して現れます。娘は早く成長することにあこがれているのもあって、「大きくなったんだね!」と言っています。

    今はまだ、この絵本のじわじわとくる深い意味などわからないかもしれませんが、やがて知る身近な人の死を受け入れ、自分の存在する価値に気が付いてほしいな〜と思うこのごろです。

    投稿日:2006/08/03

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