新刊
たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。

  • かわいい
  • ギフト
話題
お金の使い方と大切さがわかる おかねのれんしゅうちょう 改訂新版

お金の使い方と大切さがわかる おかねのれんしゅうちょう 改訂新版 (Gakken)

電子マネー時代だからこそ、身につけたい金銭教育!新聞やTVで話題の幼児ドリル♪

なきむしこぞう」 ママの声

なきむしこぞう 作:今村 葦子
絵:酒井 駒子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年06月
ISBN:9784652201565
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,292
みんなの声 総数 51
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

30件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ
  • 懐かしく切ない気持ちに…

    ずっと忘れていたけれど、私も昔は泣き虫だったことを絵本を読みながら思い出しました。私もこの子と同じように大好きだった赤ちゃんのお人形があったのですが、抱っこしながら下りた階段からうっかり落として壊れてしまったのです。その時の悲しくてやりきれない気持ち、ただただ泣き続けたこと‥30年以上経っても心の片隅に残っているものだなぁと懐かしく感じました。同時に、この子のお母さんと同じように優しくなだめてくれた母のことも思い出し、切なくも幸せな気持ちになりました。
    きっと誰にでも泣き虫小僧だった幼少期があり、大人になるにつれて忘れいくのでしょうが、そんな懐かしい気持ちを思い出させてくれ、共感できる素敵な絵本だと思いました。
    男の子とぬいぐるみの関係もとても素敵です。今うちの子供たちも毎晩一緒に寝る程大切にしているぬいぐるみがあるのですが、この気持ちを大事にしてほしいなぁと思いました。

    投稿日:2017/06/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • はだかんぼのなきむしさん

    3歳の息子に読み聞かせました。
    息子は酒井さんの絵本が大好きで、ほぼ読んでいるので、文章が多くても大丈夫だろうな、と思ったらやはりちゃんと最後まで楽しんで聞いてくれました。
    イラストが3ページごとに入っていたり、本文にかわいいデザインが入っていたりして小さい子でも飽きずに聞いてくれる工夫が施されています。

    息子、かなりこの絵本が気に入っていて、途中で読むのやめて翌日にしようと言うと怒ります。
    どこがおもしろかった?と聞くと
    「もう一回読んでみる」と、なかなか感想を教えてくれなかったのですが
    4回目に読み終わったとき
    「はだかんぼのなきむしこぞうが一番すき」
    と言っていました。

    息子もよくはだかのまま家の中をうろついて泣いているので‥自分とだぶったのでしょうか。
    読後は「らりろん」「じょうさん」「ちりん」と、ふざけて言いながら遊んでいます。

    1歳の子も表紙を見て持ってきてくれるのですが、文字だけのページを見てすぐにどこかに行ってしまいます。
    はだかんぼのなきむしに辿り着くのがいつになるのか、それまで読み聞かせしていきたいです。

    挿絵がかわいらしく、小さい子でも身近に感じられるお話で、とても素敵な絵本です。

    投稿日:2017/06/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大好きだから

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    このお話を読んだとき、私が小さいころにみんなのうたで流れていた「くまのぬいぐるみ」という歌を思い出しました。この歌が私は大好きでした。
    持ち主の子が大きくなってくまのぬいぐるみから次第に離れてってしまうことを、すこしかなしいけどうれしいよって言ってる歌詞がすごく好きで、今でも耳に残っています。
    この本に出てくるぬいぐるみたちも、時がたってこの子が大きくなるととこんな気持ちになる日が来るのかな。
    私も一番大事で大好きなきつねのぬいぐるみがいまだにそばにあるんですが、かれこれ25年程ずっと引っ越しのたびに持ってきています。ところどころ破れて縫い直したりしてるんですが、やっぱりこのぬいぐるみが大切で、いつでもそばにいる友達みたいな感覚です。
    ぬいぐるみやおもちゃって、大切で大好きなだけ傷んでしまうけれど、それって大切にしてた(大切にされてた)証なんだと、ぬいぐるみたちも持ち主の子も、誇りに思っていいんだと思います。

    投稿日:2017/06/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • あたたかい

    なんだかとっても懐かしい気持ちになる本でした。
    まだ娘は一人では読めないので、最後まで私が読んで聞かせました。
    酒井さんの絵がまたズーンと胸にきますね。
    懐かしいような、どことなくさびしいような。
    風情があるなぁと思います。
    娘よりも私の方がずっとずっと感動していた本でした。

    投稿日:2017/06/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 胸の奥がギュッとなる

    首根っこを掴まれたり、噛まれたり、毎日散々な目に遭っているぬいぐるみ達は、我が家のぬいぐるみ達とまるで同じで笑ってしまいました。
    もしかしたらうちのぬいぐるみ達も、こんな風にぼやいているのかしら。
    側から見ると雑な扱いでも、子供にとって、ぬいぐるみはいつも一緒にいる大切な相棒。
    不満を持って家出してみたものの、離れてみると自分がどれだけ愛されていたのか気づく動物達と、ぬいぐるみがいなくなって泣いている坊やの姿がとても愛らしく、みんなまとめて抱きしめたい気持ちになりました。

    投稿日:2017/06/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 幼いこ頃、ぬいぐるみが好きだった大人女子には胸が「キュン」となる絵本だと思います。
    息子も幼い頃、灰色ゾウのぬいぐるみを持っていて、息子は「どうたん、どうたん」と言っていたのを思い出しました。
    大切なものって無くしたり、失って初めてその大きさに気付くものだと言われますが、息子が遊んでいた”どうたん”に無性に会いたくなってしまいました・・・。

    投稿日:2017/06/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • ぬいぐるみたちと男の子の、なんとも可愛らしいお話でした。

    私が小さい頃、大好きなぬいぐるみを持って、姉と散歩していた時のことを思い出しました。
    道端で突然、ノラ犬が私を襲ってきたのです。
    私を、いえ犬が狙っていたのはそのぬいぐるみでした。
    姉は「そのぬいぐるみを離して!」と叫び、私は急いでそうしました。
    ぬいぐるみは無残な姿となり、私は恐ろしさとショックと悲しさでただひたすら泣きじゃくった、そんな記憶。

    姉妹で育ったので、我が家にはたくさんのぬいぐるみがありました。
    それぞれに名前があり、ぬいぐるみというより家族の一員のように大事にしていました。
    きっと、絵本の男の子にとっても、「じょうさん」「ちりんさん」「らりろん」はかけがえのない家族だったに違いありません。

    ぞう、きりん、らいおん、気が付くと、お話の中で「じょうさん」「ちりんさん」「らりろん」と変わっていました。
    それぞれに男の子との特別な思い出があり、ぬいぐるみたちにとってもまた男の子は大事な存在だった。
    離れてみて初めて分かること、ありますよね。

    ぬいぐるみたちは勿論、屋根裏のねずみも、泣き虫なあのこも、一つ一つのエピソードも、ユーモラスな会話も、よみがえる子どもの頃の思い出も・・すべてが愛おしくて抱きしめたくなる、そんな絵本でした。

    酒井駒子さんの挿絵も本当に素晴らしいです。
    とても丁寧に描かれていて、作品に込められた愛情が感じられます。
    出来ることなら、すべてのイラストをポストカードにしてもらいたいくらい。
    お話にピッタリ合っていて、まさに珠玉の作品です。

    投稿日:2017/06/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 三匹の気持ちの変化の描写が素晴らしい。 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    6歳の娘と読みました。

    長さも、内容も、そして字の大きさ、挿絵の頻度、
    全てが年長さんの娘にちょうどいい幼年童話です。

    そして、ストーリーもとっても身近な「ぬいぐるみ」が主人公。
    いきなりのっけから勢いのいいライオンさんの歓喜の叫び声で始まり、
    とっても心をひきつけられます。

    ライオン、ぞう、きりん。それぞれの個性がとても分かりやすく、
    その掛け合いも面白いです。

    三匹が家出をするようになった経緯、
    おうちにいる男の子がどんな子か、
    どんな風に男の子と過ごしてきたかが、
    3匹の会話からとってもよく伝わってきます。

    とちゅうから絵本中での呼び名が、
    「ジョウさん、ちりんさん、らりろん」と、
    男の子が呼ぶ名前に変わります。
    この絵本が持っている、三匹&男の子への愛情が感じられる変化です。

    そして、家出を決行したときからの気持ちの変化。
    「家出をしたくなくなりました」という直接的な表現は、
    どこにもないのですが、
    それぞれのとる行動、発言から、気持ちの変化がとってもよく分かり、
    このあたりが絵本と幼年童話の違いだなぁと感心させられます。
    ストーリーが進むにつれて3匹の変化についていった娘は、とても真剣な顔をしていました。
    まだまだぬいぐるみが大事な6歳娘にとって、
    身近で暖かい、そしてよりいっそうぬいぐるみを
    大事にするようになった、一冊になったと思います。

    投稿日:2017/06/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • ぬいぐるみの家出!?

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    ぬいぐるみたちが家出をしようと計画しますが…。
    持ち主の子のぬいぐるみの扱い方は、まあ幼い子にはありがちですよね。
    された方の気持ちを考えると、家出となるのもわからないでもないですけど。
    なんだかんだで「あのこ」のことを思うやさしいぬいぐるみたちのお話でよかったです。
    うちのぬいぐるみたちにもいろいろな思いがあるのかなと思ったり。

    投稿日:2017/06/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • やっぱり気にかかる

     男の子に雑にされて、ぬいぐるみたちが家出!?動物園の「売店」にもどる、というのがほほえましかったです。

     家はでたけれど、やっぱり男の子が気にかかります。ネズミに、男の子が泣いていることを伝えられ、ゆらぐ気持ちがせつないですね。

     酒井さんのやさしく繊細な絵が、お話にぴったりあっていました。ぬいぐるみたち、ネズミの声が聞こえてきそう。

     家にもどったぬいぐるみたち、今は大事にしてもらってるかな、、、。
     

    投稿日:2017/06/11

    参考になりました
    感謝
    0

30件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ぐりとぐらのかいすいよく / ねないこ だれだ / ともだちごっこ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ
  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


年齢別で絵本を探す いくつのえほん

みんなの声(51人)

絵本の評価(4.67)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット