十二支のおもちつき 十二支のおもちつき
作: すとう あさえ 絵: 早川 純子  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
来年も福がいっぱいの一年になりますように。

でも すきだよ、おばあちゃん」 みんなの声

でも すきだよ、おばあちゃん 作:スー・ローソン
絵:キャロライン・マガール
訳:柳田邦男
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2006年08月
ISBN:9784062830034
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 7
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  • しみじみとやさしいきもちに

     お友だちの個性的なおばあちゃんを、短い文章とやわらかい水彩画で紹介し、「でも、ぼくのおばあちゃんは・・・・できないんだ・・」ととっても思わせぶりで、いったいどんなおばあちゃんなのかな・・・と、本当に最初は、楽しい展開を期待して、どきどきするくらい。でも、だんだん静かな少年の語り口調に、「そういうこととは、ちょっと違うんだな」と感じ始め、少年のばあちゃんが登場するシーンからはは、能天気な自分がちょっとはずかしくなるくらい、少年のおばあちゃんに対する、理解と愛情を感じ、ぐっときてしまいました。
     みじかくて、静かで、あるがままの表現こそに、少年のおばあちゃんに対する「すきだよ」を感じます。
     柳田邦男先生のあとがきを読んで、再度、左ページだけを追ってみると・・・これがまた、言葉での説明はいらないくらい、少年の表情や体の動きがしみじみやさしさとなって伝わってきます。
     ことばをつくしても語りきれないことってあるけれど、親や、おばあちゃんが年老いて、たとえば痴呆になっていく姿を見るときの感情もそのひとつかなと・・・と思います。でも、この少年のように、おばあちゃんのそばによりそえたらしあわせだなと思いました。思春期の一人娘も言葉すくなに感じ入って読んでいました。

    掲載日:2007/06/06

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  • 少年の純粋な思い

    友だちのおばあちゃんはケーキを焼いたりお花屋さんをしたり、みんな元気。
    でも主人公である少年のおばあちゃんは、他のおばあちゃんたちとちょっと違う。認知症であるため、ゆりいすに座って外を眺めるだけ。
    「でも、それでもいいんだ。おばあちゃんはおばあちゃんだから。」
    淡い水彩で描かれた少年の表情から、優しさが伝わります。おばあちゃんの現状をありのままに受け止め、愛する少年に尊敬の念を感じるほどです。

    掲載日:2007/01/10

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  • 思いやりを感じました

    高齢化社会と言われてますが、その反面
    私たちが幼いときに比べると
    子どもたちとお年寄との関わりが減ってきてる
    ように感じます。

    図書館で借りてきてから、ぱ〜っと一気に
    読み進めたのですが、翻訳された柳田邦男さんの
    後書きに目がとまり、再度教えに沿ってゆっくりと
    読みました。

    その教えとは?
    「この絵本を一度読み終えたら、今度はゆっくりと
    左頁だけを追ってみて欲しいー」
    それだけでは、説明不十分ですが、このほんをてにすると
    理由がわかります。
    右頁にはお友達のおばあちゃんのお話し。
    そのお友達のおばあちゃんの様子を話しながら
    「でも、ぼくのおばあちゃんは○○ができないー
    でも、おばあちゃんのことが大好きなんだ!」
    そういうぼくの気持ちや表情が変わっていく様子を
    細かく描いてるのが左頁。
    一度読んで、後書きまで読んでまた感動して。
    読むたびに違った表情・感動を魅せてくれた
    すてきなおはなしでした。

    お子さんと、そして大人になった私たちにも
    これからの高齢化社会に向けて是非、読み進めて欲しい
    本です!

    掲載日:2006/11/17

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  • 認知症を考える

    おばあちゃんの家を訪ねる男の子。
    さりげない描写の中に、いろんな友だちのおばあちゃんが登場します。
    中には亡くなったおばあちゃんもいるけれど、男の子のおばあちゃんは他のおばあちゃんと違います。
    認知症のおばあちゃんをしっかりと受けとめている、男の子の優しさが印象的でした。
    巻末の柳田さんの解説を読んで、もう一度読みなおすと、作者の描きかたの巧みさに改めて感服です。

    掲載日:2015/05/21

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  • 後書きを読んで読み直しました。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    邦訳は柳田邦男さんで、原文を読んでとても気に入ったので、邦訳したと後書きに書いてありました。

    柳田さんはこの絵本の楽しみ方についても後書きで書いてくださっています。
    読み終えて、書かれている通りに読み進めていましたら、また新たなこの本の重しさが見えてきました。
    認知症になったおばあちゃんを見舞う孫息子の移動の流れを丁寧に描いてくれていると思いました。
    ちょっと重たいテーマのようですが、最後のオチまで伏線がたくさんあって楽しかったです。

    掲載日:2012/11/07

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  • 思いは通じる

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    水彩画の優しさがそのまま伝わってくるようなお話でした
    一口に高齢化社会といっても状況は様々で、絵本に紹介される友達のおばあちゃんたちも多彩です
    私の周りにもお元気で生き生きと活動されている方を多く見受けますが、この男の子のようにおそらく認知症に近い状況のご家族もあるはずです
    ラストに男の子がお見舞いのたびに持って行っているであろう、お花がたくさん飾られている情景が家族の愛情に感じます
    ご本人にもきっとその思いは通じといると信じます

    掲載日:2012/02/29

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  • いろいろなおばあちゃんがいますね

    3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。いろいろなことができるおばあちゃんが沢山登場します。でも、自分のおばあちゃんはそれらができない。なんだか、読んでいるともうなくなってしまったのではないかと思われてなりませんが、そうではなく病院に入院していて、体が自由に動かないみたい。いろいろなことができるおばあちゃんにあこがれながらも、やっぱり自分のおばあちゃんが一番、というとても心温まるお話です。

    先日まで、おばあちゃんと一緒に生活する機会がありましたが、絵本にでてくるようなおばあちゃんとは異なりますね、今の時代は。もっと若々しいというか、おとなしくしていないというか・・・。ママよりちょっとだけ年上という感じで、よぼよぼさがない分、息子は絵本に登場するおばあちゃんと自分のおばあちゃんがむすびつかないみたい。おばあちゃんのイメージというのもだんだん時代と共に変わっていくものなんですよね。いわさきちひろのようなタッチのイラストなので、なんだか溶けていきそうな感じを受けます。余計に、なくなってしまったおばあちゃんを思い出しているのかと思わせるので、ちょっと胸がつまりそうにもなりますね。おばあちゃんが大好きなお子さんに読んであげるといいと思いますよ。

    掲載日:2011/08/24

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