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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

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とんで とんで サンフランシスコ自信を持っておすすめしたい みんなの声

とんで とんで サンフランシスコ 作・絵:ドン・フリーマン
訳:山下 明生
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年08月
ISBN:9784776401353
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,730
みんなの声 総数 13
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  • 透明感のある爽やかな絵と心温まるお話です

    ビルの屋上にある「B」という看板に住む雄バトのシッド。
    他のハトがバカにする中で、シッドに理解を示す雌ハトのミッジと暮らすようになったのですが、ビルの解体工事で看板は下ろされてしまいました。
    「B」の看板には2個の卵とそれを守ろうとするミッジ。
    サンフランシスコの情景を背景に心温まるドラマが展開されます。
    愛妻を探しまわるシッド、いつもハトたちに餌をくれているハイ・リーさんの救いの手、そして再会…。
    みごとに完成された作品です。
    透明感のある絵がこのドラマに爽やかさを与えてくれます。

    なぜ「B」なのかと思ったのですが、「BAY HOTEL」の「B」です。
    サンフランシスコ湾の情景に対するフリーマンの愛着を感じました。

    投稿日:2010/10/08

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  • 読後なんともいえぬすがすがしさを感じる

     心温まる素敵なお話です。
     鳩の恋・結婚・子育て。
     そして、これを阻む事件。

     人間たちの優しい眼差しと手助けで、ドラマチックなエンディングへとお話が流れていきます。

     読後なんともいえぬすがすがしさを感じる作品です。
     中高学年くらいから理解し楽しめると思います。

     息子も、雄鳩シッドの家族を捜す姿に「家族を守ろうと必死なんだね。カッコイイな〜」とポツリ。
     サンフランシスコの爽やかな風を感じる素敵な絵も印象に残ります。

     こういう作品に出会うと、人の優しさっていいな〜ってつくづく思います。

    投稿日:2010/09/09

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  • 長編ですが、その分楽しめます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    野原の音楽家マヌエロが、とても良かったので、ドン・フリーマンを読みましたが、この作品も大ヒットでした。
    作品は、1958年、舞台はサンフランシスコでゴールデンン・ゲイトブリッジの辺りになります。

    お話は、ハトのカップルがBAY HOTELという屋上看板のBに巣を構えるところから始まります。
    そして、二つの卵が生まれた時に、悲劇が起こります。
    何と看板のあるビルの取り壊し工事が始まったのです。
    雌ハトと卵は、看板とともに移動してしまい、雄ハトが家族を求めて探し回ります。
    そして、最後に本当のサプライスが待ち構えているというお話です。

    絵本にしては、長編の類なのですが、途中の話も全く退屈させることがなくよどみなく進みます。
    ハトの目線で話は展開してくのですが、人間の優しさも溢れていて、しかも家族愛もあって、盛り沢山の内容です。
    しかし、その一つ一つのパーツが、とても上手く融合してして最後のエンディングに進むさまは、見事としか言いようがありません。

    絵のタッチも好ましいもので、裏表紙に描かれている雄ハトがゴールデンゲートブリッジを鳥瞰する様は絶品だと思います。

    絵本として、非常に完成された作品の一つだと思いますので是非一読をオススメします。

    投稿日:2007/08/28

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  • なんてすてき!

    読み終わったとき、なんてすてきな絵本だろうとしみじ思いました。
    サンフランシスコに行ったことはないですが、雰囲気が伝わってくるような絵に見入ってしまいます。なんとも心あたたまる物語で、すっかりドン・フリーマンのファンになりました。

    投稿日:2017/10/12

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  • 満足感

    サンフランシスコを舞台に、鳩と人間のあたたかな交流を描いたおはなしです。
    6歳、8歳、11歳の子どもたちと一緒に読みました。たっぷりと長いお話でしたが、みな最後まで飽きることなくおはなしに入り込んでいました。
    表紙の青空のように、どこまでも爽やかで気持ちのいい絵本で、子どもたちも私も、とても満足な気持ちで本を閉じました。
    ドン・フリーマンさんの作品は、本当にどれも素敵です。

    投稿日:2015/11/15

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  • 再会

    心温まる感動の物語です。家族を必死で守る雄鳩のシッド、離れ離れになった雌鳩の2個の卵を必死で守り貫く母親の愛情、雌鳩のミッジと2個の卵を必死で捜すシッドとはらはらどきどきの物語です。そこへ、人びとの温かい思いやり、最後は劇的な再会と映画を観ているようなドラマがあります。Bの文字の物語も感動の多い物語です。とてもお薦めの絵本です。上手くお伝え出来ないので読んでほしいと思います。

    投稿日:2010/11/30

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  • 心を打ちました

    ドン・フリーマンの心温まる作風が好きで借りてきたのですが、息子には早かったようでした。

    鳩夫婦の細やかな愛情や、Bの字がパン屋さんに行く流れとかがよくわからなったようです。

    ドン・フリーマンって、登場人物の視点に立った絵を描くところが、いいなあと思います。

    今回は鳩の目線。シッドに感情移入しながら、読みました。

    雨にぬれながら、パートナーを探すシッドが哀れでした。

    都会でありながら、鳩をいたわる心意気のある人々が暮らしているというのが、心を打ちました。

    投稿日:2009/05/07

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  • 大事な巣を探して…

    物語の舞台は、サンフランシスコ…ビル屋上の看板のBの文字の所
    を住みかとしたハトがいました。ある日、大変なことが起こります。
    雌バトと卵とともに、看板の文字が撤去されてしまったのです!

    街での人々の交流や騒動が描かれていますが、鳥の生態にも忠実です。
    雄バトはサンフランシスコを、とんでとんで、雌バトと巣を必死に探します。
    息子たちは、雄バトに心を寄せたのか、真剣な面持ちで聞き入っていました。
    いつしか読んでいる私もひきこまれて、
    雄バトとともに心はサンフランシスコの空を飛んでいました。
    是非読んでいただきたいので書きませんが、結末がとてもいいのです!
    ドン・フリーマンという作家が、また好きになってしまいました。

    投稿日:2008/11/07

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  • 鳥と人との心温まるお話

    • ひこうき雲さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子8歳、女の子8歳

    霧とケーブルーカーの街アメリカはサンフランシスコでのお話です。あるビルの看板の「B」という字に鳩が住んでいました。ある日その看板に事件が起こりました。鳩はどうしたでしょう?その街に住む人との温かいやりとりにホット心が温まる思いで読みました。なぜBという字だったのか?それも最後に明かしてくれます。空を見上げ思わず飛んでいきたくなるようでした。どこかの街でも本当にあったらそんな思いにさせてくれる一冊です。

    投稿日:2006/10/04

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