「いいから いいから」 みんなの声

　うちの息子にはおじいちゃんがいないので、こんなおじいちゃんがいたら楽しいだろうな！と思いました。きっと幼稚園でいやなことがあってしょんぼり帰ってきても、こんなおじいちゃんがいてくれたらすぐに笑顔になれそうです。図書館から借りてきた絵本なので、我が家のおじいちゃんとして、早速購入したいな☆と思いました。

私も子供も長谷川義史さんの絵本は絵といい内容といい、わかりやすく楽しいのでとても好きだ。
またこの「いいからいいから」は中でも私のツボにはまり、大爆笑！もちろん子供も「あ〜らら」と言ってウケていました！
こんなおじいちゃんがいたら、うちの子供も楽しいだろうなあ。

おじいちゃんは、どんな状況でも、「いいから、いいから」って言うの。かみなりさまが落ちてきても全然余裕で食事やお風呂を勧めちゃう。年の功？？やさしい？？のんき？？
その上、おへそを取られちゃって・・戻ってきたおへそが、おでこにくっついても、「いいからいいから」なんて、すごい。
読み聞かせでも、大笑い、大うけでした。対象年齢も割と幅広いですね。最後のページでは、幽霊をもてなそうとしているの。今度は、どんな展開になるか子ども達は勝手に相談していました。

講演会で長谷川さんが来られたときの話です。講演会も終盤に差し掛かったころ、「次はこれを読もうかな」と長谷川さんが言ったとき、ふと子どもが「え〜〜〜っ！まだ読むの〜〜」と言ったのに対して、長谷川さんが一言。「いいからいいから。」読み聞かせに入る前にぐっと子どもをひき付けた一言だと思いました。この絵本は、おじいちゃんの明るさ（陽気さ）にひかれます。「いいからいいから」とおじいちゃんになだめられているような気がしてきて、力がふっと抜けて楽になります。読み聞かせの構成のなかでもいい位置を占めることができる絵本でしょう。

ある日、ぼくの家にかみなりの親子が座っていました。
おじいちゃんは「いいから、いいから。気になさらずに。」
かみなりの親子が遠慮するところが面白いです。
何をやるのにも続く「いいから、いいから。」に子どもも大爆笑していました。
パパに読み聞かせしてもらうのと、ちょっと早口の「いいから、いいから。」のところが面白いようで、何度もパパに読んでもらっています。
大らかなおじいちゃん、いいですね。
私は大雑把なので「まぁ、いいわ。」ですが（笑）

この絵本を読んで　思わず笑ってしまいました＊＾▽＾＊
おじいちゃんのスローペース「いいから　いいから」の言葉に癒され。

子供達は、かみなりさんが返してくれたおへそを思わず違うところにつけてしまったことに大爆笑！
私も爆笑です。
最後まで　そこに突いてるのですから（笑）
それにしても、最後のページ、かみなりさんの次は○○け。
続きがよみたいなーって思いました。

おじいちゃんののんびりさ加減が、なんとも言えずのほほんとして癒されます。
そして、それに習ってのんびりした孫が、おじいちゃんの性格そっくりで微笑ましいのです。
だって、いきなりやって来た雷の親子を心からおもてなしして、ご馳走やお風呂のサービスをしてしまうのでら・・・。
最後まで、笑わせてくれるおじいちゃん、味があっていいです。

長谷川さんらしい大らかさが全開です。
突然かみなりの親子がやってくるのですが、
おじいちゃんとぼくは「いいから　いいから」ともてなします。
夕飯にお風呂まで、お母さんも何事も無かったかのように、
ごく自然に応対しているんですよ。
かみなりの親子の訪問の真意は？
「いいから　いいから」が心地よいリズムで登場します。
これこそ、日本人が得意なおせっかいと親切のぎりぎりの対応でしょうか。
もちろん、長谷川さんらしい展開がお待ちかね。
ここは読者の解釈次第でしょう。

突然やってきたかみなりの親子に、至れり尽せりでもてなすおじいちゃん。あげく、おへそをとられても、かえるにならなくてよかったと前向き発言。
こんなのんびりおじいちゃんと一緒にいられたら、孫も幸せだろうなーと思いました。核家族のわが家には、ちょっと羨ましい一冊でもあります。
それにしても、おへそをつけまちがえたおじいちゃんは、まるでこぶじいさま。（笑）

かみなりの親子が空から降ってきた。遠慮する親子におじいちゃんは「いいから、いいから。」とおもてなし。
何が起こっても「いいから、いいから」と受けいえれていく柔らかな心、見習いたいです。おおらかさに包まれた絵本です。