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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

あたまをつかった小さなおばあさん」 ママの声

あたまをつかった小さなおばあさん 作:ホープ・ニューウェル
絵:山脇 百合子
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:1970年
ISBN:9784834002423
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 14
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  • やや深い話でした

    • ちっちゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    最初は頭をつかっていろんなことを解決して、なかなか頭をつかってえらいなぁと関心もするのですが、だんだんあれっ、これって頭いいの?と思える内容が増えていきます。
    でも、それはそれで、失敗も頭をつかってやれば、それもまた、勉強になり、知識として身についていくという内容です。
    これは子供にいつもやらせて、失敗すればしかっている私自身の教訓にもなりました。
    前向きにプラス思考なおばあさんに頭があがりません。
    はっとさせられる、物語でした。

    投稿日:2012/02/27

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    2
  • ガチョウたちの羽って再生するんでしょうか?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    この話を読んで、物事は何でもわるく考えてはいけないんだな。と、改めて感じました。
    なんでもポジティブに考えれば、少々困った事態も明るく楽しくとらえられるんですね〜。
    山脇百合子さんの描いてくれているおばあさんが、ものすごくイメージ通りでいい感じでした。
    松岡享子さんの邦訳もとても読みやすかったです。

    ところで羽根布団のために羽をむしられたガチョウたちは、むしられた後、羽は再生するのでしょうか?
    残りの人生(鳥生?)ずっと羽なしではいくらチョッキを着ていても可愛そうな気がします。

    絵も文もとっても楽しく10編の短い話でできているので、小さなお子さんたちでも無理なく楽しめるお話の長さだと思います。

    投稿日:2012/01/01

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    1
  • 思わず、くすっと笑えるお話でした。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳、女の子1歳

    頭を使って考えたおばあさんの答えが、楽観的に捉えていて、独特で笑えるお話です。羽布団を買わずに作る為に12羽もがちょうを飼い、結果、食糧費がかさんでしまうとか、玉ねぎとチューリップの植え間違えるお話が気に入っています。イラストタッチも「ぐりとぐら」の頃から、馴染みがあり、児童書になっても、引き続き楽しめるのが良いですね。

    投稿日:2021/12/26

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  • ナンセンスの面白さに気づいた

    5歳の娘に、寝る前に1話か2話ずつ読み聞かせています。
    最近、お話を聞いて理解する力がついてきたことを感じます。
    おばあさんの考えた方法は決してベストな方法だけではなく、5歳でも「おかしいねぇ」「ぜんぜんあたまよくないよねぇ」などと笑っています。そういうナンセンスの面白さが分かるようになってきたのも、また成長かなと感じました。
    絵本の読み聞かせに慣れてきて「おはなし」に移行する時期(かどうか判断する時期も含めて)に向いているのではないでしょうか。
    「続きはまたあした」とできるお話の長さや、不安や怖いものがでてこないことなど、寝る前の読み聞かせにいいです。
    「のんびりする」「がんばる」も合わせて3冊、繰り返し「よんで」と言われています。

    投稿日:2020/05/08

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  • 低学年の子供の一人読みに。

    小学校2年生の我が家の娘の一人読みの児童書を探していました。
    こちらはその年齢の子供の一人読みにぴったりな本に思いました。
    頭を使いながら日々生活をしていくおばあさんに親目線でも関心させられました。
    山脇百合子さんのイラストも,「ぐりとぐらシリーズ」や「たんたシリーズ」を小さい頃から読んで来た我が家の子供には親近感が持てました。

    投稿日:2018/10/09

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  • タイトルを見て、賢いおばあさんなんだろうなぁ〜、思い読みました。
    初めのお話から、ん?ん?ん?
    あれ〜、これって、あれ〜。フフフフフ〜。
    そして、お次の話で、やっぱり確信を深めました。

    おばあさんのthinking timeのスタイルも愉快ですね。

    一人暮らしのおばあさんだから、こんなのんびりしたちょっとおとぼけな考えも浮かび、それを気ままに実行できちゃうんでしょうねぇ〜。

    私は、おばあさんが、がちょうを あたたかくしてやった話″とおばあさんが、エプロンをながくした話″が好きです。
    おばあさんの時間は、本当にゆったり流れていますねぇ〜。

    初版は、1935年 アメリカのようです。
    今読んでも、時代的に齟齬はありません。
    山脇百合子先生の挿絵が、なんとも愛らしくおばあさんの魅力を一層ひきたててくれています。
    一人読みを始めたお子さんにお薦めです。

    投稿日:2015/08/27

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  • かしこい?!

    小さな黄色い家に住む小さなおばあさんのおはなしです。
    困ったときは、ぬれタオルで頭をしばり、人差し指を鼻の横にあてて目をつぶるおばあさん。すると何でも解決できちゃうんです。
    それってかしこい?!と思わず言ってしまいそうな解決法が楽しいです。
    頭を使いすぎたおばあさんが、「たのしいことをかんがえればあたまがやすまるもの」といったセリフがいいなと思いました。

    投稿日:2015/07/14

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  • …あたまがいい?

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    たしかにあたまをつかおうと考えてあたまをつかっているのですが私の読後前の予想と反して…あたまがいい?と思ってしまうとぼけたゆかいなおばあさんのお話でした。
    本人は満足しているし、まあいいのでしょうね。
    自分であたまがいいと思っていて、人に迷惑をかける人では困りものですが、とりあえずそういったこともないようですし、幸せそうですし。

    投稿日:2014/11/17

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  • 頭を使ったかは疑問になるが前向き

    寒さをしのぐために羽毛ふとんがほしい、ではガチョウを飼えば卵もとれて最後は羽毛も使えると飼ってみたところ、情がうつったのか、ガチョウにふとんで作ったベストを与えてみて最後に羽毛をもらってみたり、、、そこは頭を使ったかな、と思うのだが、そのうち、チューリップや玉ねぎを適当に植えて失敗したけどみんなが花を見て喜ぶなら良いわね、という自己満足で終わってみたり、マッチがしけらないか心配なあまり使って確かめてみてしまい他の方法でごまかしたり、、、さほど頭を使っていないのでは?と疑問に思えるところもあるが、失敗しても教訓になる、と前向きな姿勢はハッピーだと思う。

    それと、ガチョウやネズミに情がうつっていく姿、ユーモラスでもあり、なかなか情操教育には良いかもしれません。

    投稿日:2014/10/25

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  • これが幸せなんだろうな

    題名が「あたまをつかった」とあるので、さぞ知恵のあるおばあさんのお話かと思って読み進めていくと、マッチがしけていないか心配でマッチを全部すってしまって安心したりするところぐらいから、「おばあさんって賢いのかしら?」と息子と二人で考えてしまいました。

    おばあさんには考えるポーズがあって、なぜかぬれタオルを頭に巻いて、椅子に座り、人差し指を鼻の横に当てるのです。そのポーズが何度も出てくるので息子は真似をしていました。

    たまねぎとチューリップの球根が混じってどちらかわからなくなる時も、おば
    あさんは超がつくほどポジティブ。これが子どもや若い人だったら指導が必要かと思ってしまいますが、このおばあさんだと、これが幸せなんだろうなと思います。

    おばあさん、毎回のように「わたしは、あたまがいいんだろうね」と言っていて、これだけ自己肯定感が強いというが、とてもうらやましく思えました。

    おばあさんが、拡大鏡を買ってお買い物をするお話を読んだ時には、息子と「このおばあさん、賢くないよね」とうなずきあっていました。

    絵が山脇百合子で、おばあさんのかわいらしさをよく出ています。

    投稿日:2008/08/17

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