ほげちゃんとこいぬのペロ ほげちゃんとこいぬのペロ
作: やぎ たみこ  出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!
大人気!ぶさカワ「ほげちゃん」待望の第3巻目刊行!
ぴょーん爺さん 60代・じいじ・ばあば

ほげちゃん、頑張りました!
ほげちゃんが、こいぬのペロにやきもちを…

こんこんさまにさしあげそうろう」 みんなの声

こんこんさまにさしあげそうろう 作:森 はな
絵:梶山 俊夫
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
本体価格:\1,165+税
発行日:1982年
ISBN:9784569586007
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 14
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  • 昔の人の知恵を見直してみる

    「のせぎょう」という、えさが最も乏しくなる大寒の夜に、キツネやタヌキなどの山に住む動物に食べるものを施し、動物達が悪さをしないよう考えられた年中行事を題材にした本です。

    何日も雪が降り続いて、食べ物が底をついたキツネの母と子。寒くてお腹がすいた子ギツネは、泣きながらお母さんキツネの胸の中で眠ってしまいます。母親にとって、これほど辛いことはないと思います。母ギツネは村の鳥小屋を襲おうと決心しますが、犬にほえられて断念。池も凍っていて魚も取れない。諦めて母ギツネが穴に戻って見たのは、子ギツネが枯れ葉をくわえ、泣いて眠ってしまった子ギツネの姿。切なすぎます…。

    でも、そんな時、村はずれのお稲荷様から、「こんこんさまにさしあげそうろう」という子供達の声が聞こえてきます。丁度、のせぎょうの日だったのです。母ギツネは「ありがたい」とお稲荷様に手を合わせ、お供え物のあずきめし、あぶらあげ、かわじゃこを持って帰り、子ギツネに食べさせます。母ギツネの目に涙が一杯たまります。私も涙が出てしまいました。

    この本を読んで、最近、民家まで下りてきて畑を荒らし、射殺されるクマ、捕獲される鹿や猿などを思い出しました。昔の人達は、動物達の生を尊重することが自分達の生活を守ることだと判っていたので、こういった行事をしていたのでしょう。

    今、地球温暖化、樹木の伐採など、彼らのえさを取り上げているのは私達人間。自然、野生の動物、人間がどう共存していくのか、改めて考えさせられる一冊でした。

    掲載日:2010/11/05

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    4
  • 生きる厳しさと、人間の知恵

    冬眠の季節だけど、空腹を訴える子ギツネ。
    子を思う母ギツネが、冬の山中を駆け回る姿、村に出かけて犬の鳴き声に追われる姿、生きることの厳しさが伝わってきます。
    そんなときに聞こえてきた「のせぎょう」の掛け声。
    「こんこんさまにさしあげそうろう」の声で、母ギツネはお供物にありつけました。
    キツネの害から村を守る祈りの中に、生き物たちと人間の共存の風習を見ました。
    農作物の被害を考えるとき、動物たちとの共存、彼らも生きているのだと感じます。

    特に今年は猛暑のため、本来は山奥で生息しているはずの、クマ、イノシシ、シカがあまり育ちの良くない果実や畑を求めて村や町中にまであらわれています。
    自然被害かもしれないけど、環境破壊と人間たちが自分たちの都合で動物たちへの思いやりを失ってきたせいかもしれません。

    この話のように、梶山さんの絵のようにゆったりと包容力のある気持ちって大切だと思いました。

    掲載日:2010/11/01

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  • 思いやりのお話

    このお話は、一番寒い冬の日に、村の子供たちが、キツネが食べ物が取れなくて悪さをしないようにお供え物をしに行くお話でした。お互いの事を考えたとっても素敵な方法だな〜って子供と私は感心していました!!最近熊とかが下りてきて問題になっていますが、この絵本を読んでこんな素敵な解決策があるんじゃないかな〜って思いました。

    掲載日:2015/09/09

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  • 昔の人の知恵と優しさ

    昔、寒い冬に野にすむキツネやタヌキに食べ物を備えて歩く「のせぎょう」という行事があったそうです。
    「のせぎょう」のことは私もこの絵本を読んで初めて知りました。
    冬に飢えた野生の生き物に食べ物をふるまうのは、野に住む生き物と共に生きる人間の知恵と優しさだったのでしょう。感動しました。
    寒い冬に読むと、心が温まるおはなしだと思います。

    掲載日:2015/02/05

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  • 「のせぎょう」って、なにかな?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳

    梶山さんのきつねの絵が可愛いな〜と思って、図書館で借りてきました。
    なので、この絵本で取り上げている「のせぎょう」という1つの行事のことも、言葉としては全く知りませんでした。
    ナビの皆さんの評価は5つ☆と高かったのですが、
    私にはこの内容で、「のせぎょう」のことがあまりよく理解できませんでした。
    「のせぎょう」の説明文だけ、人間の子どもの側からになっていて、
    きつねの母親が「のせぎょう」のおかげで食べ物にありつけたことをありがたがるくだりがどうも腑に落ちなくて……。
    読み手として、気持ちがどっちつがずになってしまいました。
    できたら、きつねの立場で自然界に生きるむずかしさを見せることで統一するか、人間の側からの目線にするかどっちかにしてほしかったです。

    でも、この絵本を読んだことで、「のせぎょう」について考える切っ掛けができました。

    掲載日:2012/05/22

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  • 伝統と思いやり

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    たぬき、きつね関連の絵本を探してて
    「こんこんさま」という呼び名に惹かれて
    お借りしてきました

    課題図書や大賞受賞作品なんですね?

    寒い冬で、お腹をすかしているこどもを
    思う母きつね
    なかなか獲物を捕らえることは出来ず
    なんともかわいそう・・・

    でも、なんと!
    狐から家畜を守る
    防衛策なのでしょうが
    「のせぎょう」というお祭りに
    それも、子ども達が提灯を持って行う
    という風習を行事にしたのでしょうか
    それに助けられます

    素晴らしいことだと思います

    「のせぎょう」?って何だろう?と思うと
    弟がお兄ちゃんに聞いて
    ちゃんとお兄ちゃんは説明してくれます

    そうやって、思いやりの気持ちとかを
    伝えていくのだと思うのです
    伝統って、すごいことです

    それには、子どもの力って
    必要不可欠

    母ぎつねは、まずは子どもに食べさせ
    子狐もちゃんとおかあさんに勧めます
    思いやりは伝わるものです

    素敵な絵本にめぐり合いました

    掲載日:2011/03/12

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  • のせぎょう・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    昔の人の自然との共存の知恵を思い知る作品でした
    今の私たちの日常では、次元は違いますが、野良猫にエサを上げたことでも裁判になってしまう時代ではとても肩身の狭い生活を動物たちはしているのでしょうね
    どれも人間を中心に考えてきた結果としか言いようがありませんが・・・
    もう一度私たち人間も、自然の産物のひとつで、決して特別ではないと気づくときがきたんでしょう

    お供えを持ってきた、子供の言葉に胸が熱くなりました
    これから寒くなるこの季節に、親子で読むオススメの絵本です

    掲載日:2010/11/19

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  • 冬 雪がたくさん降ると 山に住む動物は 冬眠したり 春を待つのです。
    キツネの親子も洞穴の中で おなかをすかせてお母さんキツネは、小ギツネのために 寝かせてから 食べ物を探しに行くのですが・・・・・

    人間の家のにわとりを とろうとしましたが、犬にほえられて・・・・
    池の水も凍っています。
    魚もいません 
    お母さんキツネは 必死です!

    そんなとき のせぎょうの太鼓が聞こえ「こんこんさまに さしあげそうろう」
    といって キツネのために、あずきめし あぶらあげ かわじゃこを置いてやるのです。
    このならわしは 人間が きつねと共存しながら 生きていく知恵を子供に伝えているのに感動しました

    大寒の一番寒い日に 食べ物を分けてやると言う 習わしは、今でも言い伝えられているのでしょうか?

    おかげで 小ギツネは 美味しいものを食べられたのです!
    お母さんキツネも すごいな〜と感動しましたが 
    人間も又 こうした 共存する生き方を守り続けていって欲しいと思いました
    子守うたが 良いですね 
    梶山さんの絵も郷愁を誘う 絵でした

    読み聞かせにも良いな〜と思いました!(冬の寒い時に)

    掲載日:2010/09/08

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  • 捕まったら大変。早く帰れ〜

     これからの季節、おふとんの中でおやすみの前に読んであげてはいかがでしょうか。
     雪が何日も降り続いて、山も畑も真っ白。
     キツネの巣穴の中で、寒くておなかを空かした子ギツネと母ギツネ。
     子を思う母ギツネが、必死で食べ物をさがします。
     幾日も幾日も。
     『次のページで、食べ物が見つかりますように』と祈りながら読みました。
     子ギツネが衰弱してく様子に「しんじゃうよ。」と、息子。
     母ギツネが、食べ物が豊富な季節を思出しているシーンは泣けます。
     “のせぎょう”の太鼓の音に母ギツネが近づいていくシーンでは、「おかあさんが、人間に捕まったら大変。早く帰れ〜」と、興奮気味の息子。
     最後の子守歌もジーンときます。
     タイトルの生きたお話でした。
     読み終わって、「おふとんはあったかいね〜」と満足げな様子でした。
     絵が、『ごろはちだいみょうじん』の梶山先生で、雪景色の寒々しい山でのキツネ親子の温かいお話にピッタリでした。
     4歳の頃の思い出の一冊です。

    掲載日:2009/11/19

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  •  真冬の寒い時期、きつねの親子は、穴で丸くなり寒さをしのいでいた。子ぎつねは、おなかがすいたと言う。母ぎつねは、寒い中食べ物を探しに行くが、何も見つからない。そのうちに、かねとたいこの音が聞こえてきた。「のせぎょう」をいうお祭りの音だっだ。冬の寒い間、きつねがにわとりをとらないように人間が、お稲荷様におそなえものをするお祭りだ。母ぎつねは、そのお供えものを持っていき子ぎつねに食べさせる。ほっとした、母ぎつねと子きつねは、もうそこまで来ている春を思いながら、寝てしまう。
     子を思う母の気持ちと、母の愛情を素直に受け入れる子の純粋さ、そして、自然と共存していた人間の暮らしを感じられるよい絵本です。
     読んだ後、自分の子供が愛おしく感じられました。
     また、柔らかくて、素朴なタッチで描かれた絵も、ストーリーをより深いものにしている。

    掲載日:2009/04/24

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