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世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

火よう日のごちそうはひきがえる」 みんなの声

火よう日のごちそうはひきがえる 作・絵:ラッセル・E・エリクソン
訳:佐藤 涼子
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\550
発行日:1988年
ISBN:9784566022522
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,602
みんなの声 総数 5
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  • 中学年の読書にも。

    こちらの児童書の新版「火曜日のごちそうなヒキガエル」が、小学三年生の娘の国語の教科書の本の紹介ページで紹介されていました。
    小学校中学年の読書にぴったりな1冊ですね。
    ミミズクの誕生日のごちそうになってしまうのでしょうか〜ドキドキなお話です。

    投稿日:2020/01/16

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  • 冒険と友情のものがたり

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    とて面白いお話でした。

    ヒキガエルは冬眠するのが常識の冬に、
    おいしいお菓子をおばさんに届けたいからと
    お手製のスキー板で出かけたウォートン。
    みみずくに捕まってしまいます。
    そして数日後の火曜日、みみずくの誕生日のごちそうになることを宣告され・・・。
    「いぼいぼ」なんて呼びつんけんしたみみずくジョージに
    気立てのいいウォートンは誠実に接します。
    そして毎晩、おいしいお茶とお喋りを重ねるうちに、ふたりの間には
    友情のようなものがかすかに芽生え始め・・・・。

    ねずみたちやキツネや、いろんな動物たちがでてきて
    とてもワクワクするストーリーになっています。
    好奇心旺盛で温かい心の持ち主のウォートンという主人公が
    とても魅力的なので、読んでいるこちらの心までみみずくと
    同じように温かくなり、雪がとけるように心がほぐれてくる心地がします。

    どきどきはらはらするようなストーリーで、長いから4日くらいに分けて読みましたが、先が気になって一気に読みたくなりました。
    小1の息子もとても面白かった様子。
    学校のオススメ図書のお知らせで手に取りましたが、納得!の名作でした。

    投稿日:2012/01/07

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  • 心が洗われるよう

    ひきがえるとんだ大冒険シリーズの第1巻です。
    ひきがえるの兄弟、ウォートンとモートンが主役ですが、この第1巻ではウォートンが冒険に出かけ、大変な危険に巻き込まれてしまいます。

    なんと、天敵みみずくにつかまってしまうのです。
    つかまったのが木曜日。翌週の火曜日がみみずくの誕生日で、その日にお誕生日のごちそうとして食べられてしまうというのです!
    絶体絶命のウォートンなのですが・・・。

    ウォートンの人柄(かえる柄?)がほんとうに素敵なんです。
    少々無鉄砲なもので危険を呼んでしまうのだけれど、一生懸命なところ、根っから前向きなところが、運命を切り開くのでしょうね。

    ラストシーンは、ほろっときちゃいます。
    とっても素敵ないいお話です。まさに心が洗われるようです。

    5歳の息子もすっかりお気に入りの本です。
    シリーズの続編も楽しみです。

    投稿日:2009/11/10

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  • ドキドキ

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子9歳、女の子8歳

    図書館で見つけ懐かしさのあまりすぐ借りました。
    小学生の時に図書室で読んでドキドキした作品だったからです。
    上の子と同じぐらいの年齢に読んだだろうから、
    なんだかこの本によばれたような運命を感じました。
    内容も鮮明に覚えていました。
    もう一度、子ども達と読み、
    ウォートン(ひきがえる)は、いつ みみずくに食べられちゃうのか・・・
    ドキドキワクワクしながら読みました。
    2匹の心の変化も絶妙に表現されてます。
    最高の冒険&友情物語です。

    投稿日:2007/12/31

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  • 清々しいおはなしです

     この本、とてもいい。清々しくて、読んだあと何か自分の中身が浄化されたような気分になります。

     ひきがえるのウォートンは、おばさんの家にさとうがしを届けるため、雪の降り積もった真冬に旅に出ます。初めてのスキーに乗って颯爽と旅立つウォートン。ところが、途中の谷でみみずくにつかまり、5日後にひかえた誕生日のための『特別のごちそう』にされてしまいます・・・。

     みみずくとひきがえる、食べると食べられる関係にある2匹。この2匹の間に流れる空気の変化が実に巧みに描かれています。天敵同士の友情、というテーマは、爆発的ベストセラー「あらしのよるに」と同じ。でもわたしは、こちらの方がずっとすきです。2匹の出会いに嘘もごまかしも勘違いもないから。
     明確に『食べる食べられる』の力関係を示した上で、それでもなおかつ、彼らが心をつないでゆく、という直球勝負は、子どもの読み物であるが故に力量を問われます。明るく楽天的で思慮深いウォートンがとても魅力的に描かれ、みみずくの感情の変化に普遍の説得力があり、そして、この話は成立する。

     大人のすれた目で読んでしまうと、結論は途中から見えてきます。けれど、子どもたちはそうではない。大人でありながら、あえてこのテーマをまっすぐに書いてきた作者エリクソンの、作家としての潔さが、清々しい読後感を呼ぶのだと思います。

     モノクロですが挿絵もふんだんにあります。幼年童話に分類されてはいますが、一対一の読み聞かせでなおかつ、聞き手が慣れていれば、5〜6歳から充分楽しめると思います。うちの息子にとっては、今年のナンバーワンかもしれません。それくらい大好きになった本です。

    投稿日:2006/11/15

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