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魔術」 ママの声

魔術 作:芥川龍之介
絵:宮本 順子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2005年03月
ISBN:9784039638502
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,327
みんなの声 総数 8
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  • 興味深い話でした

    表紙の絵に惹かれて読んでみました。芥川龍之介が作者ですから、本来は絵本用に書かれた話ではないのですが、挿絵が本当に魅力的でした。

    淡々とした文調でしたが、現在でも全くギャップがなく、最初は江戸川乱歩か?という感じすらしました。
    確かに小学校中学年くらいから読めると思いますが、この魅力が分かるのは中学生以上なような気がします。

    私も、本棚から本が勝手に飛び出してきて、また戻るといったような魔術を見てみたいなぁ。

    投稿日:2018/01/28

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    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    レトロな雰囲気がが魔術の怪しさを引き立てるような感じがするこの作品。
    魔術を習得するには欲を捨てること。
    それを条件に魔術を使いこなそうとする男の、心の葛藤を見事に描いています。

    そもそも、魔術を習得したいというのも欲の表れ。
    そんな男が自分を抑えきることができるかといったら・・・無理ですよね。
    それを不思議な体験を通して分からしめるやり方に、すっかり私も騙されました。

    人間は欲無しで生きていくのは厳しいのではないでしょうか。
    正直な感想です。
    残念ながら、私も魔術は習得できそうにありません。

    投稿日:2009/04/15

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  • 古ぼけない名作の良さ

    • ぶらいすさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子11歳

    芥川龍之介の文と挿絵がマッチして作り出す
    独特の世界がたまらなく良いです。
    娘が4年生位の時に読みましたが
    とても興味を持ち「面白かった」と言っていました。
    人間の欲の深さや弱さがうまく描かれていて
    子どもも大人もレトロな世界にタイムスリップして
    しまいます。
    小学校高学年位からお勧めします。

    投稿日:2008/01/27

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  • 人間はいざという時、欲に勝てるのか・・・?芥川永遠のテーマが、子どもにもわかりやすい内容の作品です。雨の日なんかに読むと不思議な世界に引き込まれてしまいますよ。
    中学校での読み語りにも使いました。

    投稿日:2007/10/08

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  • 厳し〜い☆

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    怪しい雰囲気の洋館で繰り広げられるお話。
    以前文庫で読んだ事がありましたが
    まさか絵本があったなんて…
    挿絵がとってもお話に合っています。
    高学年向きのお話という感もありましたが
    この絵のお陰で もう少し小さい子でも楽しめそう…
    そう感じました。

    一瞬の魔が差した欲望や言動により
    その後の在り方が大きく狂わされてしまう…
    同じく芥川の作品
    「蜘蛛の糸」と通ずるところがありますね。
    たった一度の間違いにも とっても厳しい作者であります。
    作品のテーマのせいもあるのかもしれませんが…。
    ちょっと長めですが
    お話自体は とってもシンプルです。
    「蜘蛛の糸」と並び 
    芥川作品の入門書として ピッタリだと思います。

    投稿日:2007/05/25

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  • 吸い込まれる〜

    1人の男が、ある時雨の降る夜、若い魔術師のミスラ君に
    魔術を見せてもらいました。
    その魔術が素晴らしく、見るものを魅了します。
    この魔術、ミスラ君によると誰でも造作に使いこなせるというのです。
    ですが、1つだけ条件があるようで・・・
    さて、その条件とは?

    人の心の中まで見透かされてしまったような
    不思議な感覚さえも感じ、どんどん惹きつけてくる
    ものにも勝てない。この心の中の移り変わりも魔術のようで
    すごくおもしろかった。

    人間について、また1つ考えさせられた作品でもありました。

    投稿日:2007/05/07

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  • 芥川龍之介の絵本

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    昔懐かしい紙芝居のような匂いのする本です。つまり、昭和の鄙びた匂いがするような絵本でした。
    芥川龍之介の作品ということで、興味半分、半分はテーマ性は感じても楽しめないかもしれないなという気持ちで読みました。
    ところが、テーマ性は感じても、十分に面白い本でした。
    大人だけでなく、小学校4年生位からなら子どもでも十分に楽しめる本でした。
    舞台は日本なのに、何故か異国情緒が漂っているような気がします。
    主人公は、友人に魔術を習おうとします。
    魔術を習うのに第一に必要なのは、欲を捨てることと言われ、それも克服して、魔術が使えるようになるのですが・・・。
    人間が必死で自分の欲と戦い、ちょっとのことで保ってきた緊張の糸が切れるか切れないか、という緊迫した空気が流れています。
    『蜘蛛の糸』で主人公が叫んだ瞬間に、糸が切れてしまう様に、この作品でも、人間の心に一瞬さす悪魔のささやきを決して逃しません。
    読み応えのある作品でした。
    6年生の教室で読みたいのですが、文章量が長いのがちょっと悩みです。
    内容自体は、文章量の長さを払拭するものなのですけれど。

    投稿日:2006/12/21

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