行事むかしむかしシリーズの一冊。
1月ということで、「初夢」を取り上げています。
ある大金持ちの家で、主が初夢を買うのではなしなさいと持ちかけます。
ところが、こぞうさんの九助はとってもいい夢なので話さないと言ったために、大変なことに・・・
しかし、すべて、初夢が叶うための苦労だったのです。
そう、初夢は、誰にも話さないとその夢が叶うというおはなしです。
夢は、このおはなしのように、そう簡単に手に入るものではありません。
やはり、幸せは苦労がつき物。
その苦労を乗り越えたものだけが、得られる幸せなのかもしれない。
ところで、初夢っていつ見る夢なのかと思っていました。
このはなしによると、正月二日の夜に見る夢だそうです。
皆さん、知ってましたか?