話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる
ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ

ちいさな島」 みんなの声

ちいさな島 作:ゴールデン・マクドナルド
絵:レナード・ワイスガード
訳:谷川 俊太郎
出版社:童話館出版
税込価格:\1,650
発行日:1996年
ISBN:9784924938625
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,731
みんなの声 総数 13
「ちいさな島」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

13件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • ちょっと難しかった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。

    ゴールデン・マクドナルドは
    マーガレット・ワイズ・ブラウンの
    別名だそうで、
    詩的なお話なので、さらーっと読んでしまい、
    1回読んだだけではお話の中に入りにくかったです。

    でも、黒ねこと島との会話はちょっと哲学が入っていて
    面白かったです。

    3歳と6歳にはちょっと難しかったようで、
    でも絵が雰囲気がありよかったです。

    投稿日:2019/01/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 詩的な世界

    • けいご!さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子18歳、男の子14歳

    季節の変化とともに、島のようすが変化していく。絵とことばが相互作用して、まるでその場にいて感じているようでした。
    だれもいない島は、ただそこにたたずんでいるだけの「静」のようですが、夏に人や動物がやってくることで、「静のなかの動」を感じます。
    島は海に浮かんでいるのではなくて、大地とつながっていることを、
    島にいるさまざまな命からも感じ取れました。最初は、さみしげな孤島のイメージを放っているように思いましたが、そうではなく、生物と大地といっしょに生きている、わたしたちの仲間のような存在なのだと、読後にしみじみ感じました。
    心が落ち着き、浄化されていく、そんな一冊です。

    投稿日:2017/06/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 島でのいろいろなこと

    このお話は、一つの小さな島に一匹の黒い猫が上陸してきて、島と会話するお話でした。この島には動物たちと自然に満ち溢れていて、うちの子はこの島を見ているだけでも行ってみたくなると言っていました。この一匹の黒猫も島と会話しながら島のすごさに触れて、島を受け入れていく様子が素敵な関係でよかったです。

    投稿日:2016/12/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • ちいさな島の秘密

    ちいさな島には、土があり水があり空があり光がある
    ちいさな島には植物がなり生物が集い、共存しながらその世界を作っている

    ちいさな島でもこんなにもたくさんの生命が宿り、果てしなく大きく果てしなく遠い世界としっかり繋がっている…

    さかなの言うことを信じたこねこには、それが奇跡のように思えたんでしょうね。
    私もさかなにそんな秘密を聞いたならば信じるしかありません。

    そのちいさな島を見渡して、奇跡を、身体中めいいっぱい感じることでしょう。

    投稿日:2015/02/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • 孤高の島

    海の中の、小さな島です。
    たった一つ、ぽつんと存在しているのでしょう。
    鳥たちを受け入れ、自然の厳しさすらも、受け入れているかのような姿に見えました。
    「ちいさな島でいることは すばらしい
    世界につながりながら
    じぶんの世界をもち」
    この文章は、深く心に残りました。

    投稿日:2014/05/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 小さな島の存在感

    小さな島の自然、四季が絵がれています。
    小さな島なのに、ずいぶんといろいろなことがあるのですね。
    大海にポツンと存在する島ですが、根本では台地とつながっていることを知っています。
    猫との対話がちょっと浮いてしまいました。
    このお話の中で、島にとって数少ない異邦人です。
    なんだか、自分自身を島に重ねて、なんとなく納得してしまった私でした。

    投稿日:2014/01/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 哲学的で宗教的な作品。でも難しくない

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    哲学的で、なんかとても宗教的な世界観を感じる内容でした。
    宗教的な昔話や聖書などに出てきそうなストーリーに思えたのは、私だけでしょうか?

    聞いたことがない作者なのに、絵がとてもきれいで、引き込まれるな〜と、思って、作者紹介の所を読んだら、マーガレット・ワイズ・ブラウンだったんですねぇ。

    最初は「ちいさな島」が見ている景色でしかなかったのに、黒ねこが登場してから、島自体が生き生きと見えました。
    黒ねこと島との会話はなかなか良かったです。
    詩的な、美しい言葉を厳選して文章が作られているなとも、思いました。
    絵がきれいなので、内容は難しいですが、結構小さいお子さんからお薦めできそうな気がします。
    読んであげるなら、6,7歳くらいから、いかがでしょうか?
    私もお話会で、このくらいの年齢層にあたった時は、使ってみたいと思います。

    投稿日:2010/09/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • わたしが、わたしであること

    • じゃがーさん
    • 20代
    • ママ
    • 福島県
    • 男の子3歳、男の子1歳

    この本には、簡潔な言葉と、美しい絵で、人生の哲学が描かれています。
    ちいさな島の自然の中で、こころが洗われ、読み終えたときには、人生において大切なことが、ぽん、と手のひらにのっているような気持ちになります。
    ページをめくるだけで、いつでも、ちいさい島にでかけることができます。
    気分をリセットしたいときに、ゆっくりと読むことにしています。

    子ども達が10代になったら手渡してあげたい、大人のための絵本だと思います。

    投稿日:2009/10/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • すてきな絵本

    ちいさな島に、生き物や季節が静かに流れゆくお話。
    大きな海のなかにちいさな島がありました。
    島には 波や風や魚たちや鳥、
    霧やロブスター、それに春夏秋冬の
    四季が訪れてはすぎていきます・・・。
    四季がすぎ、やがて置き去りにされた島ですが、
    ちゃんと世界とつながっていて、その中でも自分と言うことを
    しっかりと理解していて、独自の世界を持つ島は
    とてもきれいに輝いていて、
    きれいな挿絵もその効果を充分に発揮しています。
    こんなにちいさな島でも、こうして自分に誇りを持ち
    堂々としてる姿がとても素敵でした。

    人間世界にも通じるようなお話しで、
    ちいさな島を通して考えさせられます。

    また、味わい深い谷川俊太郎さんが訳されたお話しに、
    原作はどういう風に書かれてるのか、とても気になるお話しです。

    投稿日:2008/09/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人生について考えさせられます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    この「ちいさな島」はヴァイナルヘブン Vinalhavenという島で執筆されました。
    島の面積は66平方kmで、八丈島とほぼ同じ大きさ。
    人口は1200人。
    島には信号は全くなく、本土との交通は一日5往復のフェリーだけ。
    紅葉もあり、お花も咲いている、穏やかな島。
    マーガレットは33歳でこの島に家を購入し、夏の3ヶ月間をここで過ごしています。
    マーガレットが気に入っていたのは、この家から眺める風景で、そこから見える両端に木がある島が「ちいさな島」のモデルだそうです。
    42歳で亡くなったマーガレットの墓標が家のすぐ近くにあって、「ちいさな島」の一節が書かれています。
    「ちいさな島でいることは素晴らしい。
    世界につながりながら、自分の世界を持ち、輝く青い海に囲まれて。」

    こうした背景から生まれたこの絵本は、1947年のコールデコット賞を受賞しています。

    最初に、島の四季を描いていますが、本当に美しい文章と絵が相まって、見る者の心を豊かにしてくれることは間違いありません。
    また島に、人間の姿を投影して考えてみると、自分の存在自体が素晴しいことであるということが理解できると思います。
    とても奥の深い絵本で、読後感の爽やかさは何物にも代え難いものになるでしょう。
    何度も読み返したくなる絵本です。

    投稿日:2008/01/12

    参考になりました
    感謝
    0

13件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.43)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット