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きんつばじへい」 ママの声

きんつばじへい 作:大川 悦生
絵:赤羽 末吉
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1969年
ISBN:9784591003978
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,528
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  • 長崎のキリスト教に関係する昔話

    題名の意味もよくわからないまま読み進めて、刀のつばが金であることがわかりました。

    長崎しかもキリスト教弾圧の時代のことということで、これまでに読んだことがない昔話だと思いました。

    新しい宗教とそれを弾圧する動き、歴史的な背景も見えてきました。

    迫害を受けながらも戦わずして生き延びようとする力強さ、精神力を感じる昔話だと思いました。

    『ももたろう』『かちかちやま』のような定番の昔話から、

    あまり知られていない昔話まで、赤羽さんの絵本の世界が広範囲にわたっていたことが今回わかりました。

    探してみると「ああこれも赤羽さんだった」という作品があるかもしれませんね。

    投稿日:2010/12/29

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  • キリシタン民話

     江戸時代のキリスト教禁止により、たくさんのキリシタンが迫害を受けてきた。長崎県の民話として、語り継がれているのを赤羽さんの絵で、なんともいえぬ昔話になっています。

     マリアさまの絵姿を刻んだきんつばの刀をさしていたじへいを、ながさきのひとは「きんつばじへい」と呼んだ。教会にお祈りをささげて、小さい子やお年寄りを大事にしたので親しまれていた。
     ある日、幕府がキリスト教を禁止しようと教会をこわし宣教師をとらえられ、じへいは山にこもり修行をしていた。その時、夢にマリア様が現れて、おつげをするのです。そして、きんつばじへいは長崎の人たちを助けるのでありました。

     力ではなく、信仰の力で助けるじへいが、他の民話にはない独特の雰囲気をかもし出していました。

    投稿日:2007/02/06

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