思いもかけないことで相手を事故死させてしまったゆうちゃん。被害者の妻の悲痛の言葉が心に突き刺さる。せめてもの気持ちと毎月仕送りを送り続けた7年目のある日、ゆうちゃんは涙を流す。その理由とは・・・?
実話を元にしたさださんの曲だと知りました。不慮の死を扱う作品ではその悲しみや妬みを描かれている場合が少なくないですがこちらの作品は違うのです。加害者がどう現実と向き合うか。これで人の価値は分かれるのではないかと歌詞を書かれた作者は後書きで述べています。
おぐらひろかずさんの絵はキャンドルの炎のようにどれも温かく柔らかいです。
さだまさしさん。これまで一つも聴いたことがありませんでしたが胸を打つ曲を、著書を多く出されているのですね。他にも絵本シリーズがあると知り読みたくなりました。