新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

償い」 みんなの声

償い 作:さだまさし
絵:おぐら ひろかず
出版社:サンマーク出版
税込価格:\1,320
発行日:2003年
ISBN:9784763194862
評価スコア 4
評価ランキング 29,364
みんなの声 総数 2
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  • 歌詞の重さ

    さだまさしという音楽家の曲には、重さと深みを感じますが、このように文字化され、絵とともに行間を読むようになると、メロディで流れていく以上の重厚感があります。
    交通事故で人を死なせてしまった男が、毎月欠かさず送り続ける賠償金をセンチメンタルに考えてはいけないと思います。
    7年目にして送られてきた手紙を、許されたことだと過大に受けとめてしまうのも気になるところです。
    悲しみから解放されたい気持ちと、賠償金を送ることから得る安堵感とを感じてしまいました。
    人間の心の微妙さを痛感させられました。
    凄い絵本です。

    投稿日:2023/02/02

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  • 加害者側から

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    思いもかけないことで相手を事故死させてしまったゆうちゃん。被害者の妻の悲痛の言葉が心に突き刺さる。せめてもの気持ちと毎月仕送りを送り続けた7年目のある日、ゆうちゃんは涙を流す。その理由とは・・・?

    実話を元にしたさださんの曲だと知りました。不慮の死を扱う作品ではその悲しみや妬みを描かれている場合が少なくないですがこちらの作品は違うのです。加害者がどう現実と向き合うか。これで人の価値は分かれるのではないかと歌詞を書かれた作者は後書きで述べています。

    おぐらひろかずさんの絵はキャンドルの炎のようにどれも温かく柔らかいです。
    さだまさしさん。これまで一つも聴いたことがありませんでしたが胸を打つ曲を、著書を多く出されているのですね。他にも絵本シリーズがあると知り読みたくなりました。

    投稿日:2007/02/26

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